あの長期連載(笑)人気コミック「強殖装甲ガイバー」の著者がキャプテンで連載をする前に伝説の雑誌「レモンピープル」(ちなみにZZガンダムのエルピープルの名前の元)で連載されていた巨大ロボストーリー(所々にガイバーに共通するような設定も・・・)
スパロボで取り上げられてから人気の再燃したゼオライマーの完全版
ちなみにカラーの中表紙は過去に発売された時の表紙です。
ストーリー展開で秋津マサキのキャラが、秋津から若槻への変化で代わっていっていますが、最終章では最初の秋津マサキのイメージにあわせてあるみたいですね。
しかし過去に発売された時は成年コミックだったのに今は成年指定無しとは・・・(まーもっと危ない作品が一般発売されてるし・・・)
まるで某○ンプの第一部完のような終わり方をした20数年前の作品が最終章を補完し、完全版が出るなんてまるで夢のようなことですね。(コノ調子で他の作品も・・・(ゼノン以外にも・・・)期待したいです)
ストーリーの最後はアニメとかぶってる感じなのが、個人的にはお気に入り!
高屋氏が「ちみもりお」として描いていた作品はほとんど読んだが、ゼオライマーはその中でも特に印象深い。今回は「ワタリュウ」氏の絵で新シリーズが始まったと知り、文句なく購入した。次の新刊を期待してしまう!
ゼオライマーの正統な続編である本作品、ちゃんと前作のHな部分も踏襲しつつ、戦闘シーンにも力がはいっています。今後の展開がまだ見えませんが、ゼオライマーが登場?したのか等続巻が早区読みたい展開で本巻は終了します。ぜひ一読をお勧めします(特に前作を読んだ方は)
今巻の内容は簡単に説明するとマサキの複雑な思い、生い立ちを明かされた美久の精神的成長(マサキの記憶は転生時に引き継がれるが美久の記憶はリセットされるため)を主に25年前(前作のゼオライマー)から登場している人物の内情、特にマサキの義父である築嶋会長の正体も前作を読んでいる人なら分かるような描写がされています。
ロボット漫画ながら戦闘シーンは後半2話しかありませんが少しづつ明かされる謎等一気に明かされるより長編漫画として楽しめるのでこういう人物描写も大切だと思います。
Xダイバーに関してはまだまだ謎が隠されているのでこれからどう物語が動いていくのか楽しみです。
巻末の4コマ漫画は完全に蛇足でシリアスな世界観をぶち壊しな感があります。
この4巻では、登場人物を苦しめる戦闘が描かれてます。
対戦相手は主人公をブッ殺す気満々で襲いかかるのですが、激情したキャラや戦闘の影響で崩れてく建物など、とても迫力のある戦闘が展開されててすごく面白いです。
この漫画の何が凄いかって、全てが丁寧に描かれてるんです。
登場人物もロボットも戦闘場面も背景も描きこまれていて、1コマ1コマをじっくり見ないと失礼な位に思わせてくれます。
だから続きが物凄い気になる漫画で、コミックス派の自分は正直「早く次巻出して〜」とか思っちゃいます。
先の展開が気になる一方だけど、この漫画の素晴らしいクオリティは下げて欲しくない…
も〜(良い意味で)意地悪な漫画です!
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