自決された方々へのお悔やみと著者の本件解明にかかる著者の
尽力に敬意を表します。
著者は丹念な取材調査により「惨劇の核心」を明らかにしました。
言わば定説であった沖縄の住民自決は、旧日本軍の命令ではなか
のだと。戦後教育を受けた多くの国民は、第二次世界大戦末期に、
沖縄住民が旧日本軍の強制的命令で集団自決を強いられたと教え
込まされました。自決されたのは事実であるせよ、背後には年金受
領資格を得るために住民側が軍に対して命令を出してくれるよう要
望したという隠された事実があったのだと。正に驚愕の内容でした。
憲法制定過程が秘匿されているなど戦後の教育歴史には隠された
真実が他にもまだあるかもしれないと思いました。
私はこのバンドのファンですが、参加しているらしいウクレレシリーズCDは聴いていません。
たまにライブで「ウクレレバンバンバザール」編成でウクレレライブがあり、それがめちゃめちゃ良いので、
このCDの発売ライブに行き購入しました。
収録曲は「千の風になって」などインストナンバーが多いです。冨永さんのウクレレ×黒川さんのウッドベースって、いつまでも聴いていたくなるような魅力と心地よさがあります。ほんま、ぴったりなこの二人。
そして「Please Please Me」は福島さんのボーカルが入り、非常にライブっぽい、リアルな仕上がりになってます。かっこい〜い!
このCDはインディーズレーベルなので売ってる店も限られますが、収録ナンバーは有名なオールドナンバーとジブリのおなじみ曲。歳を問わず、誰にでもお勧めできます。
そのため、このCDはいつも出ずっぱりで全然手許に居続けません(サイン入りなんで絶対返してくれますが^^;)。
みんな生音に飢えてるんだな〜と感じます。かくいう私も既に生音中毒です。貸す皆さんが次々にはまるため、誰をライブに誘うか悩むところです。もっとライブやって!しかも土日に!よろしゅう〜。
長澤つぐみの素晴らしい演技を堪能出来る作品です。
海岸で二人が再会するところが凄い。
「憶えていないのか」と詰め寄られた後、機能不全を起こして去って行く時の足取りが、人間じゃないような歩き方になっています。
ついに記憶を取り戻した場面も良い。
焦点が合ってない目付きで振り向いて、失神するまでの一連の流れが素晴らしい。
再び二人が結ばれるシーンでは、一抹の不安を抱えながらも、愛に溢れた姿が美しい。
設定上の技術面では、かなり頑張ってると思います。
PCでTV電話の様に会話しながら、それに重ねてディスプレイにデータが表示されたり、とか。
携帯電話が一度も画面に出て来ない、恐らく意識的にそうしている(すぐに陳腐化する物は画面に出さない)、とか。
「治療」と称して口に突っ込んでるエイリアン・ヘッドみたいな器具は、一切説明が無い分、かえって説得力がある、とか。
しかしながら、ツッコミどころ満載な作品なのも確かで・・・。
死んだ脳を人工知能に置き換えたのなら、予めデータを記録してない限り、記憶なんか受け継がれない、とか。
その人工知能の動力源はどうなってるの?とか。
操作している部屋はあの程度でも良いけど、せめて何処かにサーバーがあるような描写が無いと、とか。
脳に置き換えたハードを一切見せないのは分かるとしても、製造しているクリーンルームを扉だけでも見せて欲しかった、とか。
でも、それだけ欠点が有っても、長澤つぐみの演技で全て補いが付きます。
少なくとも、本編のドラマを見ている間は気になりません。
それどころか、不覚にもラストでは感動してしまいました・・・・・。
「くりいむレモン」で感動する日が来ようとは・・・!
それにしてもこの話、色んな事が全然収拾が付いてないですから・・・続編とか作れそうな感じですね。
いままで、バラエティーで感動できるドラマがあったでしょうか? 常識を破ったバラエティードラマのDVDは、普通に感動できます。 やっぱり、スタジオのトークはおもしろいですが、それがなくてもいいと思います。 お金に余裕があるなら、買ってみてもいいと思います。
かつて、これほどまでにクールなアニメーションがあっただろうか。
それも、150年も前の小説が原作の。
そんなアニメ『巌窟王』の唯一の公式アンソロジーコミックが本書です。
「公式」だけあって声優さん方のインタビューも、ストーリー解説も、フランス語講座も(笑)ついてますが、同人界・商業誌界でご活躍の諸先生方が執筆されたその本編は、本放送に負けず劣らずの力作ばかり。
中でも、ほんだありま先生の作品がツボでした。
ちょっとほろっとくるような、本放送の終盤を知っているとよけいにそう思えるような、ほのぼのしてるけれど泣かせる、そんな作品です。
幸せなアルベールとユージェニーが見られただけで大満足です(笑
BSでも絶賛再放送されている『巌窟王』、再びブームに火はつくのか、また同人が大量に出回るようになるのか、それはわかりませんが、このアンソロジーをこのまま埋もれさせるのは実に惜しい、本当に惜しいです。
ぜひ増刷してほしいです。
それが待てないという方、ぜひとも、古本屋などで探されてみてください。
きっと満足されることと思います。
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