各キャラのシナリオの粗筋です。
<郁人編> 郁人を置いて旅行にでかけちゃう奏を快く見送った郁人。しかし、実際は心配で心配でたまらず、奏の部屋で寝こけてた郁人が、旅行中止のために帰宅した奏に気付かず、寝ぼけた半意識化の状態で黒郁人となり、普段抑えている欲望が表面化してしまう話。
<透央編> 蛍を見るため浴衣デートをする二人。途中ツアーから逸れてしまい、ひょんなことから浴衣が濡れてしまった奏を見た透央がお約束展開を辿り、最後はちょっとギャグ落ちな話。
ヒロインの声優さんも男キャラの声優さんもとても素敵な演技です。効果音やBGMも演出が利いています。 私は乙女ゲームに関して、ヒロイン声有り派なので男女ボイスあった方が楽しめるのですが、こちらのドラマCDは、女性ボイス有と無でトラックが分かれています。なので、ボイス有り派の人にも無し派の人にも楽しめる仕様となっており、心遣いが嬉しいです。ですが、その分、各キャラの収録時間が短くなっており、女性ボイス有で20分前後となってます。 どうせなら各キャラもうちょっとボリュームが欲しかったです。多少価格が上がっても構わないので、CD2枚組とかにして欲しかったです。
ドラマCDのシナリオに関しては、ゲームで目立った地の文の「連結器」や「突起」などの面白仕様は勿論なく、ドラマCDとして会話が中心となっており、やはり音だけで表すため会話に多少説明臭いところはありましたが、思ったよりも楽しめました。 「黒と金の開かない鍵。」のゲームがお好きだったら、満足のいく内容だと思います。 第一弾ということは、第二弾も有るということなのでしょうか? 今後も黒金の商品展開が楽しみです。
2010年末【littlecheese】から発売された、同名女性向けアダルトゲームのアニメ化第二弾です。 前作は「何故、成人指定されているのか分からない…」と言うソフトな作品でしたが、本作は直接描写を含む為、大威張りで「成人指定です!」と言い切れる作品です。
前作は、全キャラ顔見世的な感じで登場していましたが、本作は弟の【郁人】ルート驀進と言う感じの展開で、商品画像の各キャラ対比サイズが、出演率に比例しています。 その他のキャラに関しては、特典CDでお楽しみ下さい…と言う趣向の販売戦略が取られている様です。
前半は、秘めた思いをヒロイン【奏】に知られてしまった【郁人】が、開き直って【奏】に攻めのアピール(?)をします。 第三者視点で観ると「奏ちゃん、大ピンチ!」的なシチュエーションで、【ブラック郁人】とも言えそうな、【郁人】の変態チックな言動がアダルト作品としては楽しいです。
後半はその真逆で、改心した(?)【ホワイト郁人】を、寂しくて死にそうです…な感じの【奏】が受け入れる展開で、サンプル画像では完全非公開な濡れ場シーンもしっかりとあります。 初心な振りして、実際は二人ともやる気満々…と言う、個人的には壁に八つ当たりしたくなりそうな、ニヤニヤ展開です。
エピローグでは、ライバル的な存在の【須藤透央】が、しっかりとやられ役として登場したり、私が前作のレビューで「変な人」と評した美容師【蓮井智臣】も仲人的な役回りで「良い人」として登場します。 後、女友達の【白木琴子】が、世話焼き的な立ち位置で顔を出しており、意外と拝見出来ました。
スタッフは前作から少し変更になっていますが、作画は【銀輪太郎】が監修されている様ですので、作風に大きな変わりはありません。 キャストは、【郁人】役の【十利須我里】無双状態で、【先割れスプーン】等他の方々は、前作程の活躍はありません。
また、女性向けアダルトアニメとしての特異点は、女性主観で描かれている事でしょう。 男性もしっかり喘ぎますし、最低限のマナーであるゴムを付ける描写も、本作ではしっかりあったりします。 他にもサービスシーンにおいて、男性向け作品だとランジェリー等は安易に引っぺがしてしまう描写なのですが、本作では背中に手を回してブラジャーのフックを外す等、基本的に優しい言動が目立ちます。
自分は、エイワンシー2013年5月末発売のアダルトアニメ(3作品)全てを鑑賞しましたが、男性の眼から観ても本作の完成度が最も高く楽しむ事が出来たので、☆×5を付けたいと思います。
各キャラのシナリオの粗筋です。
<郁人編> 郁人を置いて旅行にでかけちゃう奏を快く見送った郁人。しかし、実際は心配で心配でたまらず、奏の部屋で寝こけてた郁人が、旅行中止のために帰宅した奏に気付かず、寝ぼけた半意識化の状態で黒郁人となり、普段抑えている欲望が表面化してしまう話。
<透央編> 蛍を見るため浴衣デートをする二人。途中ツアーから逸れてしまい、ひょんなことから浴衣が濡れてしまった奏を見た透央がお約束展開を辿り、最後はちょっとギャグ落ちな話。
ヒロインの声優さんも男キャラの声優さんもとても素敵な演技です。効果音やBGMも演出が利いています。 私は乙女ゲームに関して、ヒロイン声有り派なので男女ボイスあった方が楽しめるのですが、こちらのドラマCDは、女性ボイス有と無でトラックが分かれています。なので、ボイス有り派の人にも無し派の人にも楽しめる仕様となっており、心遣いが嬉しいです。ですが、その分、各キャラの収録時間が短くなっており、女性ボイス有で20分前後となってます。 どうせなら各キャラもうちょっとボリュームが欲しかったです。多少価格が上がっても構わないので、CD2枚組とかにして欲しかったです。
ドラマCDのシナリオに関しては、ゲームで目立った地の文の「連結器」や「突起」などの面白仕様は勿論なく、ドラマCDとして会話が中心となっており、やはり音だけで表すため会話に多少説明臭いところはありましたが、思ったよりも楽しめました。 「黒と金の開かない鍵。」のゲームがお好きだったら、満足のいく内容だと思います。 第一弾ということは、第二弾も有るということなのでしょうか? 今後も黒金の商品展開が楽しみです。
中心で、過去作に比べて、純愛系ではないです。
純愛と言えば純愛ですが、双子で家族という血のつながりについて、過去作のようなシリアス展開は大してなく、ラブコメちっくにエロを入れてるので、暗さはないです。
いちゃラブもエロばかりなので、正直違和感の方が強く、幅広いユーザー受けはしないシナリオになってます。
もっとエロを抑えて、近親を出すシナリオにするか、ラブコメで突っ切るかした方が楽しかったシナリオでしょう。
システムはだいぶ良くなってましたが、立ち絵の方が魅力があり、CGが負けてしまってるので、一体どうした?感が消えませんでした。
設定は面白みがあるだけに、エロが出過ぎなのが残念に感じてしまう惜しさがあります。
次回作はもっとシナリオを作り込んで欲しいところです。
2010年末【littlecheese】から発売された、同名女性向けアダルトゲームのアニメ化です。 ドラマCD、コミック、トレカ…最近ではスマホアプリと、メディア展開の目覚しい作品で、満を持してのアニメ化と言えるでしょう。
本作は【ひまじん】ブランドの流れを汲む【An DerCen】の処女作で、同社ブランド【PrimeTime】の成人向けブランドと言う位置づけの様です。
原作のメインキャラは、全て顔見世程度に登場していますが、メインヒーローはヒロインの義弟【園村郁人】です。 ヒロインがかつて憧れていたクラスの人気者【須藤透央】にナンパされ、密かなる思いを持っていた郁人が動揺しヤキモキする展開です。
【先割れスプーン】が軽い感じで演じる透央は、軽薄な言動の中にキラリと光るやさしさが…ありそうですが、本作では割りとずっと軽薄です; 一方、【十利須我里】が演じる郁人は、ちょっとツンケンした可愛い弟と言った感じです。 他にも【木島宇太】が勢い良く演じる美容師【蓮井智臣】が、原作同様にヒロインのボサボサ髪を通り魔的にカットして変な人扱いされますが、視聴者視点で観てもやっぱり変な人ですw
後、ヒロイン【片桐奏】は、前半は前髪ボサボサの引き篭りですが、後半で髪を整え黒髪&制服&黒パンストの映える美人さんに化けると言う、定番二面性萌キャラです。 尚、彼女のサービスシーンは、パンチラぐらいしかありません…と男子諸君の為にレビューしておきますw
一応、分類的には【18禁アニメ】になってはいるのですが、直接描写が無い為にモザイクは一切ありません。 原作と同じく本作にも、弟君が一人で悶えるシーンがありますので、これを「直接行為の描写」と認定しての成人指定かと思われます。 他社作品の【あきそら】が一般向け作品で、本作が成人向け指定なのは、描写的にも倫理的にも矛盾を感じて、苦笑いせざるおえません。
スタッフは、微妙にクレジット表記を変えていますが、【鈴木みら乃】等の【エイワンシー】作品でお馴染みの方々です。 中でも注目なのは、キャラデザ&作監を【銀輪太郎】が担当、演出を一般アニメの作画でも活躍されている【玉井公子】が担当している事です。 女性向け作品故なのか…、このベテラン二方がこのポジションで参加される作品は、珍しいかと思います。
キャストは、女性陣を中堅のアダルト専属的女性声優が担当していますが、男性陣は全て(!)素人耳で聴いても解る様なメジャーアイドル声優が担当しています(クレジットは源氏名表記)。
…で、問題は価格なんですが、これは特典込みの価格と考えた方が良さそうですね。 本作もキャストへの注力が激しいですし、封入特典、店舗特典(4種!)、上下巻特典の全てがボイスCDと言う事を考えると、耳で愉悦に浸れる方向けの作品かと思います。
自分は男性である為、感情的な評価は難しいですが、アニメ作品としての完成度は☆×4以上あると思います。 ただ客観的に観ると、次巻へと繋がる前座的脚本故に内容がかなりソフトで、成人指定の意味を感じられない点は減点すべきと考え、☆×3です。
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