作曲者・田中公平をして「自分の一番お気に入りの曲」と言わしめた歌、米たにヨシトモ監督作詞によるオープニングテーマ「勇者王誕生!」はひたすらに熱く激しいロボットファン必聴の歌。全編オーケストラ調の雄大かつ繊細な音で迫るアバンタイトルからエンディングテーマまで、目を閉じて聞くとTV放映の映像が脳裏にフラッシュバックする。
ガオガイガーFINALの物語も、いよいよクライマックス間近! Vol.5の衝撃のラストから一気に物語が盛り上がってゆきます。 辛くも攻撃を退けたキングジェイダー、しかし満身創痍の上、 動力源のジェイクリスタルが停止させられてしまいます!! そして、物語前半での謎。 護少年と新たなる敵について明かされてゆくなか、 一度は破れ、敵の手に落ちていた勇者がついに復活です! 護少年により本来の姿となったギャレオンの力とは? 勝利の鍵は? よいテンポで、一気に最後まで見せてくれます。 いつもの事ながら、続きが気になって仕方ないですね。
「勇者ロボ」シリーズの集大成とも言える人気シリーズ「勇者王ガオガイガー」のテレビ版最終話・・護とギャレオンが宇宙に旅立った後の話を綴ったオリジナルシリーズの第一話です。 ルネや光竜&闇竜等の新キャラも出てきますが、基本構成はテレビ版と同じ。敵が現れる→凱がヒュージョン→ファイナルヒュージョン承認→ディバィディングドライバー→ゴルディオンハンマーの流れで敵を粉砕し一件落着。 テレビ版から見ている視聴者からすればお馴染みの展開で懐かしいですが、同時に物足りなさも感じてしまうところです。 ですが、これは二話以降から続く激戦の始まりに過ぎなかったのです。
特に終盤は掟破りな怒涛の展開が続くこの「ファイナル」において、テレビ版お馴染みの展開が許されたのはこの第一話のみ。二話以降のピンチの連続、仲間達が散り散りバラバラになり皆の勇気が試される厳しい展開を思えば、この第一話はファイナルシリーズで一番安心して見ていられる話かもしれません。そう考えるとこの凡庸な一話も貴重に思えてきます。
前1巻が獅子王凱の視点で転生~勇者王敗北まで進んだのに対し、こちらは天海護の視点で、オリジナルストーリーである木星帰還後の日常、護が旅立ちを決意する経緯、ソール11遊星主との遭遇、護の戦いと始まり、途中で1巻の後半のストーリーにジャンクションし、そのままアニメにおける後半のストーリーが進行します。 アニメをベースに映像では語りきれなかった登場人物の心情や脇の細かい描写・裏設定が入れられ、原作で不透明だった部分(護の旅立ちの真の理由、「150億年の時をかけて~」の言葉の意味等)等にフォローが入っています。 OVAを補完する内容なので、ガオガイガーが好きな方はどうぞ。 (なお、私はOVAを全巻集めておらず、テレビシリーズ「GGG」でFINALを最後まで見たので、もしかしたら原作で明らかになっていない、と書いた部分に付属のブックレット等で解説された部分があるかもしれませんが、ご容赦ください)
待望のD−STYLEキット化の「ガオファイガー」ですが、素組みした感想を書きます。
良い点
相変わらずのバランスの良さ! 合体させるとガシッと、はまるので安定感がある。(作るとわかると思いますw) ガオガイガーではもろかった合体時の脚部のドリルガオーがしっかりとはまるのでポロポロ落ちることはまずないと思われます ウルテクエンジンのクリアーパーツがアンダーゲートっぽいつくりになっていてゲート処理後が目立ちにくい?
気になった点
ガオファーだと、一部取れやすいパーツがある。 合体後、余剰パーツが多い。(設定の部分や一部差し替えがあるため仕方のないことなのですが) できればガトリングドライバーつけてほしかった。(それだとホビジャ限定キットの・・・) ドリルガオーの足の可変はもうちょっとどうにかなったのではないのか?
と、ザックリですが個人的な感想を書かせてもらいました。とりあえずお奨めできるキットではあることには間違いないので☆5です。 6月には撃龍神も発売されますし、その次にはジェネシックを期待していいものなのか!?
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