ジーザス・クライスト=スーパースター(1973) [DVD]
これほどの名作がどうして日本語字幕版がでないのか、ずっと不思議でした。グレン・カーターで再演されたブロードウェイ版もよいけれど、この映画版もぜひ日本で見られるようにしてほしいと願っておりました。全編音楽のみ、というパターンはミュージカルで良くあります。1998年、世界中で大ヒットとなったフランスの『ノートルダム・ド・パリ』もセリフなしで、曲のみでつないでゆきます。私自身は曲に集中できるので、個人的にはそういうパターンは好きです。現代人が現代人の感覚でイエスを見たとき、素朴に感じる疑問がぶつけられているように思います。だからこそ、これから「イエスの受難劇」を僕らがつくるのですよ、と言わんばかりに映画はロケバスの到着から始まります。皆でセッティングをし衣装を着けます。十字架もトラックから降ろされます。イエス役のテッド・ニーリーに白い衣がかぶせられて初めて、音楽がスタートします。有名なテーマ曲のインストルメンタルがバ〜ンと流れます。そして映画の終盤、イエスが磔刑になった後、ロケ隊は引き上げてゆくのです。首を吊ったはずのユダも神妙な顔でバスに乗り込みます。皆、疲れたような辛そうな面持ちである方向を見つめ、名残惜しそうにバスに乗り込みます。しかしイエスの姿だけはありません。そして皆が見つめていた方向には、沈みゆく太陽を背景に十字架が立っています。他のレヴュアーも書いておられたように、音楽的にも本当に名場面満載です。夫々の歌手が素晴らしい。マリア役のイヴォンヌ・エリマンは、肉体的には堂々たるふくよかな大人の女性ですが、その顔つきは童のような可愛らしさを感じさせる時があります。ユダ役のカール・アンダーソンもいいです。2000年版のユダ(ジェローム・プラドン)が一言一言かみしめながら歌っているのと対照的に、早口言葉のように歯切れの良い歌を聴かせてくれます。もちろん両方好きですが。歌には関係ありませんが、カール・アンダーソンの足の長さに驚かされます。本当に、長い。。。とにかく、待ちに待ったDVD化、有難うございます。ブルーレイも出来ているので、そちらの方も楽しみです。 ジーザス・クライスト=スーパースター(1973) [DVD] 関連情報
パロディ KARL LAGERFELD カールラガーフェルド CHANEL シャネル イラスト プリント クッションカバー 45*45 麻 (ジーザス)
なかなかユーモアのある品ですね。やっと入荷になったので購入することができました。車に入れて飾ってあります。 パロディ KARL LAGERFELD カールラガーフェルド CHANEL シャネル イラスト プリント クッションカバー 45*45 麻 (ジーザス) 関連情報
イエス・キリストの役はいろんな人がやっていますが、個人的にこのイエス役の温かい笑顔や、話し方、空気や雰囲気が大好きです。500円という嘘のようなお値段も嬉しい。3本購入しちゃいました。この映画を見てから、イエス様は、きっとこんな風に温かい柔らかい話し方をしたのかな〜なんて想像しながら聖書を読んでいます。他の映画でイエス役の人が、人を小ばかにしたような話し方をするのを見て、がっかりしたのですが、このジーザス役の人は優しさや愛が溢れていて、とっても好き。イエス様をイメージによって捉えられるのは、神様の恵みだな〜と思います。公生涯に入られる前のイエス様もこんな葛藤があったのかしら?とかいろいろ想像が出来て、本当に面白い。洗礼を受けて初めて自分の使命に気付いて、弱いながらも強くなっていく御子イエスを見ていると、本当に彼にいただいた永遠の命を大切にしなくちゃ、と思います。主が賛美されますように! 関連情報
すごくキャッチーで親しみやすい、それでいて相変わらず世界観が独特でかわいらしい。はじめて『ヴィーナスとジーザス』を聴いたとき、そんな印象を持ちました。とにかく、不思議系なかわいさがあって、それなのに覚えやすい。やくしまるさんがキャッチーな歌モノやると、こんな感じになるんですね。僕は後述の『nekomeshi』の世界の方が"やくしまるえつこらしい"と思ってるので正直『ヴィーナス〜』は異質に移ったんですけど、すごく耳障りが良くて心地いいので、だんだん好きになっちゃいました。良いですよね、この曲。2曲目の『ミスター・ミスメイカー』も結構キャッチーで聴きやすい仕上がり。これはアレンジャーさんの力なんでしょうかね。そして、『nekomeshi』です。淡々とした曲をバックに流れる"にゃんにゃにゃん"の嵐に、少々投げやりな感も漂う、独特な歌詞。何なんでしょうね、前2曲とは比較にならない脱力感は^^;気だるくもかわいらしいやくしまるさんのボーカルが曲にマッチして、癖になります。おそらく3曲中でもっとも中毒性のある曲じゃないでしょうか。3曲3様の世界があって、個人的には満足です。余談ですが、やくしまるえつこの所属する相対性理論も面白いので、荒川アンダーザブリッジで興味を持った人はぜひ聴いてみてください。 ヴィーナスとジーザス 関連情報
ジーザス(1) ジーザス JESUS (少年サンデーコミックス)
たまらない捨て台詞を、中学生だった私に教えてくれた、生涯忘れられないマンガが、この『JESUS』である。他にも「私を虎と呼ぶな!」や「ケモノはケモノによって目覚めるものだ。」などステキな台詞が満載。仏契でおもしろい。 この『JESUS』てっきり仲間内だけで流行ったと思っていたのだが、2年程前に発売されたゲーム『ガンパレードマーチ(PS)』に、パロディーとして引用されていた。意外な所にファンはいるものである。 ジーザス(1) ジーザス JESUS (少年サンデーコミックス) 関連情報