サイコパス関連の書物となると、レッテル貼りして変に恐怖心を煽ることだけを売りにしているようなものが多い。しかし、本書は、これまでになかった科学的・客観的な知見で説明がなされていく。サイコパスの本質は、共感性や罪悪感などの情動とよばれる機能の障害だという。その情動の障害がどう引き起こされるのか、心理学、神経科学などの様々な角度から解き明かされる。また、広汎性発達障害との合併などにも言及されていて、個人的にはそのあたりが特に興味深かった。ただ、本書を読みこなすには、心理学的素養がある程度必要になる。そうしたことが苦にならない人には、間違いなく役に立つ本だと思う。訳もこなれていて読みやすい。 サイコパス -冷淡な脳- 関連情報
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診断名サイコパス―身近にひそむ異常人格者たち (ハヤカワ文庫NF)
私の身内にもこういう人がいる。自分がされて嫌な事を平気で人にしてしまう。もちろん、その人は自分にされたら激怒するのだが・・・つまり人の気持ちが理解できないのである。そして自分が正しいと思っているので、なぜ間違ってると言われても、その問題について考えようとせず、スルーを決め込んでしまう。サイコパスというと猟奇的な犯罪者を思い浮かべてしまうが、普段会話してる人の中にも、良く考えると、(私の場合、考えなくても・・・なのだが)当てはまる人がいるかもしれない。 本当に口がうまく、平気で嘘をつき、周囲の人の好感を得るのが上手い。だが、決して他人の感情は考えず、自分中心の考え方で視野が狭く感じる。そして自分が間違っていても、他人を犠牲にしてまで自分の行動を正当化しようと行動に出る。この素早さには目を見張るものがある。敵対する事が万が一あれば、常に先回りをし、根回しをする事をオススメしたい。とてもわかりやすい本だと思った。 診断名サイコパス―身近にひそむ異常人格者たち (ハヤカワ文庫NF) 関連情報
サイコパスという名の怖い人々―あなたの隣りにもいる仮面をかぶった異常人格者の素顔とは (KAWADE夢新書)
読んでいて面白いのだけれど、現在判明している事柄を考慮すると心理学的な面だけでの説明では説得力不足となる。もっともこの本が出版されてから以降に判明していることが多くなってきているのであくまでも読み物として怖がれればよいかと思う。 サイコパスという名の怖い人々―あなたの隣りにもいる仮面をかぶった異常人格者の素顔とは (KAWADE夢新書) 関連情報