人気アニメの出演声優が、キャラクターになりきって歌った楽曲を収めたイメージアルバム。榎本温子のさわやかなアイドル系ソングから、小野坂昌也と関智一のコミカルなデュエットまで幅広い内容になっている。
本作を購入した(または興味を持たれた)方ならエンジェリックレイヤーとは何かをご存知かと思う。その上でレビューしたい。
カンニングペーパーと
スタッフの助言で当時話をするキャスト陣。
完全に過去の話として新作に全く意欲を見せていない
スタッフ陣。
明らかに「あっち方面」のウケ狙いで構成された後日談シナリオ。
これが"特典DVD"の内容である。
ファンは勿論、ファンならずとも何とかならなかったのかと考えてしまう。せめてもう少しファンを大事にする姿勢が見たかった。
定価で考えれば、確かにこれからエンジェを見たいと言う方には割安な買い物である。しかし特典目当てで買ったファンには、逆の意味でたまらない内容と言わざるを得ない。
ただ、ヘビーファン向けに嬉しい内容が全くない訳ではない。イラストブックは商業発表されたものをほぼ完全に網羅している他、ボーカル集も当時カラオケ発表されていないものがカラオケで入っているなど、こうした面は評価したい。