11曲目。ユーロビート風の曲で、イントロのピアノが綺麗ではかない感じがします。Aメロのギターリフは、ロック風でかっこいいです。要所要所で、オケヒが炸裂して抑揚がある曲になりました。
間奏のフレーズもバッチリでした。ドラムが4つ打ちなので、疾走感があり良かったです。メロディーも藤田氏らしいスタイリッシュな感じになっており、センスを感じました。この曲もいち押しです。12曲目は、民族系の曲です。
バイオリンとアコギとベースが絡み合って立体感のあるリフに仕上がっています。ドラムは、機械的な感じがします。メロディーは、上松氏なので相変わらず素晴らしいです。13曲目は、落ち着いた感じの曲です。ただし、ドラムが4つ打ちなので若干ノリがあります。個人的には、サビの前で転調するフレーズが盛り上がりがあり、好きです。ギターフレーズが藤間アレンジなので渋いフレーズがあり、聞き飽きない曲です。ちなみに、1番と2番のAメロのアレンジが若干変わっています。感想を書きましたが、河辺健宏氏、上松範康氏、藤間仁氏、藤田淳平氏の4人がこの音楽グループに所属していました。彼らのおかげで、エロゲーの音楽のクオリティが上がったのではないかと思います。このアルバムは打ち込み音楽だけど生の質感を持っています。河辺氏以外は現在はElements Gardenで活躍されています。このグループは作家集団です。彼らはアニメ・ゲームを中心に楽曲提供されています。僕は4人の天才作家を知ってもらいたかったので感想を書きました。多くの人に興味を持ってもらえると幸いです。余談ですが、歌詞カードの
スタッフのところに菊田大介氏の名前が掲載されています。
スピーディーな曲が多い。特に「BIG APPLE」はユーロチックにアレンジされまくりでカッコよく、一番好き。テンションも高くなる。やったことない人でも普通にカッコいいと思うはず。
ただゲームの中の音楽が全て収録されていないのが納得いかない。
チームボス戦の音楽とか・・・。