と実
店舗で着比べても違いがわからなかったので安いからこっち買いました。寒さをしのぐのが最大の目的なんであんまり気にならないです。
サイズはバッチリ、履き心地、歩き心地も完璧なのですが、なぜか歩いていると中敷がかかとの方へせり上がってきてしまいます。しかも、結構な頻度で。これがストレスなんですね。自分の歩き方や履いていた靴下との相性もあると思います。買って初日は一日屋外で歩いてもこのような事は無かったからです。せっかく開放感を味合う事が出来るこのウーブンタイプの靴なのに、中敷のせいで歩く事にストレスを感じてしまうのは論外ですからね。靴下との相性でなければ、中敷を接着して履くようにしようと思います。サイドにある長さ調整機構はあまり意味が無いような気がしますね。いっその事無くても良いかもと自分は感じました。
ブルース・チャトウィンの処女作にして最高傑作。
もうひとつの代表作『ソングライン』に比べて、入りこんだ思想的なテーマこそもってはいないが、紀行作家である以前にまだひとりの旅人であったチャトウィンの繊細な感性と誠実なまなざしが共感を誘う。世界の果て、
パタゴニアに生きる風変わりな人々を初期ヘミングウェイを思わせる簡素で、乾いた文体で見事に描いてみせている。記憶や夢、そして知られざる歴史をも巡る彼の旅は、私たちの想像する旅というものの観念をはるかに超えているといえるだろう。灰色の空、容赦なく吹きつける風、砂塵舞う町、どこまでも広がる荒涼とした土地、そして、そこに住む風変わりな人々と彼らの語る夢物語の数々。しかし、それでいて、このどこまでも悲しみにみちたパ!タゴニアの風景は、かすかな希望をも漂わせている。