マイニエリと親交の厚かったM.ブレッカー、D.サンボーン、S.ガッド等
ニューヨーク系ミュージシャンの大物が揃って参加しています。アルバム
タイトルの「ラブ・プレイ」はFUS
IONのスタンダードと言っても良い名曲で、ストーリー性ある構成の曲を表情豊かなドラミングは、絶品です。他の曲も名曲揃いで、FUS
IONファンなら聴いて当然の基礎知識の作品です。
前作「ラブ・プレイ」よりも
ジャズ色が濃くなったアルバムです。
M・マイニエリのすごい所は、リスナーを必ずスィングさせてくれること。
このアルバムは、マーカス・ミラーをはじめ、故M・ブレッカー、P・アースキン、W・バーンハートなどメンバーも豪華で、曲目もバラエティーに富んだアルバムとなっています。傑作です。
最後に、リマスターの効果で音質も向上しています。
1967年の作品。「枯葉」などスタンダードをプレイしたり、その後のフュージョン路線とは雰囲気は若干異なる。コンテンポラリー・
ジャズもしくは
ジャズ寄りのクロスオーバー、ステップス前夜と言ったおもむき。とは言えさすがマイニエリ、サイケな
ジャズロック調の曲があったり一筋縄でいかない。ギターのジョー・ベック(「ジェフ」ではないよ)がいい仕事してます。
マイク・マイニエリ(vib), ジョー・ベック(g), リン・クリスティ(b), ドン・マクドナルド(ds)