中国茶が好きでこの本を買ってみました。今まではお茶関係の本ばかりでしたが、中国茶に合う食べ物の勉強を始めようと思い買ってみました。本の厚さはそんなにないのですが、内容は充実しています。今まで飲茶を作った事のない人は入門書として最高だと思います。載っているものを自分で作ってみたくなりました。
著者が哲学のおいしいとこのごった煮だというように、
1、ゲーデルの不完全性定理
2、エントロピーと時間
3、量子力学の自然な拡張としての多世界解釈
4、ポパーの反証主義科学哲学の限界
5、意識のメタ物質性
などがわかりやすくかかれている。
大変読みやすく、エスプリのきいた筆致で読者を飽きさせない。
ドラえもんのどこでもドア、あるいはテレポートの持ちえる
個人の死と、その個人と同一の別人の誕生の解釈論は、
僕自身も含めて、おそらく最も多くの人々が考えてきた論点であろう。
だがこの章における著者のブラック・ユーモアには好き嫌いが分かれよう。
哲学なんかに興味はなかったが、
哲学ってどんなものか知りたい人にはまさに最適の一冊。