手塚治虫についての記述はさることながら、あまり語られることのない日本アニメの黎明期〜勃興期に関与した人々、苦労についての証言が興味深い。
たまたま見始めたのですが、この作品に出会えた幸運に感謝です。
ネオ歌舞伎町という狭い世界で繰り広げられる特撮ものという時点で異色ですが、
更にヒーローはダメダメホスト、ヒロインは巨乳のキャバクラ嬢という変わり種。
しかし狭い世界で展開するだけあって、登場する人物のキャラもネタも濃い濃い。
笑ったり呆れたり(笑)、ちょっぴりしんみりしたり、かっこ良さに痺れたり忙しいです。
正直見る人によっては下品と感じたり、展開的に中途半端と思われるかもしれませんが、
とにかくジャンルを問わず『面白いものを見たい!』という方には「ライオン丸G」、絶対にオススメします!!
まずはvol1.1をMUST BUY!!!!
放送当時は小学6年生。 特撮エースの記事でめっぽう興味を持ち、放送日の早朝5時に起きて録画予約していたDVDを再生すると、 ネオ歌舞伎町の退廃的な世界観、獅子丸ちゃんの予想を超えた下品キャラ、串田アキラが歌うカッコイイOP、 そして番組自体が放つ何かアブない雰囲気に一気にのめり込んでしまいました。
獅子丸や錠さん、サオリにコスK(2011年時点での年齢は同い年!)といったレギュラーは勿論、 尾崎豊に絡めた授業しかしない高校教師や登場するたびに違うコスプレをするエンケンなど、 脇役、それこそ1話のほんのちょっとしか出番がないようなヤツまでみーんなキャラが立ってる。
予算上の都合から怪人が戦闘員のシャドーとシシトラ以外出てこず、 大体ライオン丸もタイガージョーもチンピラやマフィア(と超能力人間)と戦いますが、番組の舞台的にはむしろそっちの方が合ってたり。
ギャグとシリアスの配分も丁度よく、第1話の驚きの幕開けから最終回の怒涛の展開までダラけることなく突き進むライオン丸G。 ぶっちゃけこの値段はお得すぎます。この名作を埋もれさせるのは非常に勿体ない!
一貫したテーマを持ちつつ、他のTV特撮作品に比べても各々のエピソードがバラエティーに富んで面白い! 後半はテーマが重いものが多く、特に名作としつ評価が高いボビーとノーマンの話は個人的に重すぎてキツかったですが・・・(汗) しかし全話を通じて飽きのこない作品だと思いました。 特典ではネビュラチャプターが好きです!
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