根っからのシルヴィーファンであれば、彼女の楽曲の大半をご存知でしょうけれども、「アイドルを探せ」ならば知っている、という程度の方々にはシルヴィー・ヴァルタンといっても精々3曲ぐらいしか浮かんでこないでしょう。大体彼女の楽曲というのは有名なものと、殆ど知られていない曲とに明確に分けられてしまうようなところがあります。
そうした後者に当たる楽曲の代表的なものとして私は「恋のプロフィール」をかねてより挙げているのです。「あなたのとりこ」のような、さながら派手にバルーンを上げる類のフレンチ・ポップスとは対照的に、「恋のプロフィール」はどこまでも静かにひっそりと流れて、終には消え入ってしまうといった印象の曲です。この曲が収められているCDは不思議なくらい少なく、その意味でこれは非常に価値のあるCDであると思っております。
父がシルヴィ・バルタンのレコードを持っています。今手元にありませんが、そのレコードに流れる「あなたのとりこ」に出会い、楽譜も探して購入する始末。この1曲以外にもこのアルバムには、素敵な哀愁漂う曲が収められています。ノリのよい曲もありますので、シルヴィ・バルタンのさまざまな魅力を感じ取れることでしょう。なんといってもメロディーがよいです。「あなたのとりこ」はマイベスト5に入ります。ちなみに私はこのCDを父からプレゼントされました。宝物です。
何度みても、シルビー・バルタンの美しさ、可愛らしさはここ100年でベストクラスだと思います。
すきっ歯は気になりますが、
パリジェンヌの華奢なスタイルと柔らかなヘア、ツンとした鼻、きれいな唇。
まるで少女漫画そのままでした。
1970年頃まで、歌ってる横顔のポスターがずうっと販売されてて、高校生だった私は写真館でパネルにしてもらいました。今でもかざってますが、あれだけ長期にわたって売られていたポスターは今はどう探しても入手できません。どこへ行ったんでしょう。1枚くらい
オークションに出てもよさそうなものなのに。
事故で若き日の美貌は損なわれてしまいましたが、いつまでたっても、私はシルビー・バルタンの美貌の虜になったままです。
映画作品としての評価はともあれ、歌うシーンだけで永遠の価値があると思います。