ニューイヤーコンサートで聞く名曲ばかり。
春の声、美しく青き
ドナウ、ウィーンの森の物語、
ピチカートポルカ、アンネンポルカ、ポルカ雷鳴と稲妻。
春の声、美しく青き
ドナウは、
カラヤンのニューイヤーコンサートのCDをかけながら
弾くとさらに楽しめますよぉ。
春の声は、キャスリーン・バトルの声を聞きながら...☆
ワルツ王の既成曲によって構成されているため、オリジナルの代表作よりは一段下に見られることが多いが、「ウィーン気質」のパッチワークは実に巧緻で、文句なしに楽しめるオペレッタである。この映画化では指揮に巨匠パウリクを迎え、ふんだんにウィーンロケを織り込んで、優雅な仕上がりのコメディとなっている。
ドイツ人を多く並べたキャストもテーマからすれば面白い。
本作の最大の魅力はハルシュタイン、コラー、パポウシェクのソプラノ勢。貴族、踊り子、お針子という役柄にピッタリの三人が美貌と演技・歌を競い、まさに目と耳の正月と呼ぶに相応しい。彼女達が天然ボケ気味の二枚目テノール、ルネ・コロ、名ブッフォ・バス、ベンノ・クッシェらを手玉に取りながら火花を散らす可憐なドタバタをご賞味あれ。