かまめしどん大活躍!今回のヒロイン役はかわいい踊り子きのこちゃん、ばいきんまんから助けるため、『金かま』に大変身!その強さとかっこよさは、アンパンを凌ぎます。鉄火のマキちゃんと力を合わせて愛しのきのこちゃんを救出。泉の精のなまった会話も笑わせくれます。エンディングシーンできのこづくしの料理には、お腹が空いているときにはたまりません。
関西圏では、公開当時に浜村淳氏が例によってラジオ番組で絶賛していたし、「陰に隠れた」ような、マイナーな印象の作品ではなかったのだが…。
(レンタル用のビデオソフトも、比較的流通していたと思う。たとえば『ブルークリスマス』の方が、本作品よりもずっと、中古ビデオ市場でレア物だった)
ついでに言えば、『新幹線大爆破』もまた、当時の国鉄から撮影への協力が得られたわけでもなく、公開当時には、ヒットしたとは言いがたい興行成績であった。その意味では、この『動脈列島』と大差は無い。
本作品と『新幹線大爆破』との違いとしては、『新幹線大爆破』が、ひかり号の走行シーンにミニチュア特撮を多用した(と言うか、国鉄の撮影協力が得られず、多用せざるを得なかった)のに対して、本作では特撮を廃し、よりリアルな映像になっている点が挙げられる。
たとえば、主人公が「スピード0の信号電波」を用いて新幹線車両を停止させる場面では、実際に新幹線と高速道路が間近で並走し、新幹線側がタイミングよく減速する場所を選んでロケを行っている。
また、クライマックスの、ブルドーザーを新幹線線路に落として
列車を破壊しようとする犯人側と、阻止しようとする警察側との対決の場面では、実物のブルドーザーが線路のフェンスに肉迫するサスペンスフルな映像が展開する。
こうしたリ
アリティに加えて、いかにも増村保造監督らしい、主人公と捜査官との強烈な自我の対立を大胆に描いた演出の妙は、まさに傑作と呼ぶにふさわしいものと言える。
多くの方々に見ていただければと思う。
大学生時代に、この話の前の巻、あれるげん。1、2を買いました。ハマりました。この本に出会わなければ、4コマ漫画を面白いとは思わなかったと思うし、毎週、何冊も4コマ誌を買う習慣はつかなかったでしょう。
絶妙の毒。でも、悪人のいない世界。私が一番ハマるパターンです。
続刊がでないまま、完結を知らないまま、10年以上。。。この本が出ました。買いました。
えぇえぇ。電子書籍も買いますよ。読みたい時に読みたい作品ですから。。。でも、3巻同時とは。。。