ショップ広告でものすごく期待してしまいました。
継続すればきっと効果も確認出来るのかもしれません。
１ヶ月ほど使用し(？)だったので普通の評価にしました。

この本の主題である地方自治体改革と人口・生産・消費の衰退という深刻な地方問題は全国のほとんどの地方自治体にとって現在、喫近の課題であり、その解決法に目にみえる成果を出している所は、数少ない。　そうした中、では一体どうすればよいか？ほとんどの全国の自治体職員・地方議員はその具体的方法や指南を日々模索していることは明らかである。　つまりこの具体的解決策の手法やノウハウ、先進事例、新規アイデア等の情報提供には、莫大な需要がある。　この本では、その情報の潜在的な需要を満たすだけの数多くのノウハウがぎっしり満載されており、明日から即実行にとりかかれば、大きな経済効果・経費削減効果が生まれることが容易に予想されるだろう。そもそも地方の衰退とその問題はどうして起こってきたのか？まずその根本的問題をまず理解しなければ、地方問題は解決しない。この本の前半では、その根本問題を国、県、地方自治体への広範で詳細な取材により明確なデーターを表示して説明している。そしてこれを理解することで、地方問題で改革していかなければならない優先順位が明らかになるのだ。
これがまさにこの本の前半説明の目的であり、全国の自治体関係者や議員など多くの読者おのおのが、その地域の事情に応じて、この優先順位を決められることでその改革のスピードと効率が加速するだろう。
後半では、その優先順位に沿った、地方問題・改革政策について　著者の専門である組織改革、政策立案、新規事業提案、経費削減の実例とその費用対効果など、さまざまな地方問題の解決策がぎっしりと詰め込まれている。
特に、地方が主力である農業とバイオ、自治体のリンクにまで踏み込んだ記述には先進性と先見の明があり、その独自性と付加価値の高さには恐れ入った。
まさに後半は、地方問題解決への具体的政策立案とその実例の情報提供のオンパレードであり、地方自治体関係者・地方議員にとって自らの職務能力の向上と地方再生のリーダーシップをとれる知恵が獲得できる必読の書と思われる。
遅かれ早かれ、これだけの内容の情報を提供できる著者は、地元で大きく政治的指導者としての頭角をのばしてくるだろう。
これが、初めて出版する者の提供できるレベルの内容であろうか？本を読み終えて一目おくその才覚は今後クチコミでジワジワと地元に浸透しはじめていくはずだ。