過去に書かれた旅行記が１冊にまとまったものです。

自分が老人になったらどうなっているか予想図39歳（1989）と、２４年後の現在の状況63歳（2013）。

1988〜1990年『一条さんちのお献立』からパリ・ミラノ・バンコク旅行。この頃は、バブル時代なのかバブリーという一言が似合う豪遊っぷりです。

1990〜1993年『ネコでもできる海外旅行』から上海・ハワイ・ニューヨーク旅行。漫画家の松苗あけみ夫妻も出てきます。ニューヨークは語学留学でニューヨークに買ったマンションから１か月間語学学校へ通うという話でした。

1994〜1996年パリまでダイアナ妃愛用の究極のあったか下着ダマールを買いに行く話。ニューヨークで作者の姪が出産する話。夏のニュージーランドで漫画家の山下和美さんとスキーに行く話。アシスタントとドイツとフランス旅行。漫画家の楠本まきとヒストクラブへ行く話。イスラエルへ行く話です。

表紙・裏表紙・作者似顔絵と、『プライド』が最終回を迎えてから漫画家を休業中だそうなので、その近況がかきおろし漫画として描かれています。

本屋になかなか無く、Amazonで見つかり、すぐに購入しました。
面白さはいくつになっても変わりませんね♪

でました！ゲーム、『フタコイオルタナティブ恋と少女とマシンガン』のオープニングテーマ『恋泥棒ごっこ』。
アニメ『フタコイオルタナティブ』のOP『New World』とはまったく違い、かわいらしさのある曲で、
六組の双子達のかわいい歌声と恋をテーマにしてるけどちょっと不思議な歌詞が良い曲です！
ゲームを買ってこの曲を知ってる方、この曲を知らない方も、
是非聴いてみて下さい！

　世間一般では年の差婚が流行ったりもしておりますが、これは年の差婚までいきませんが、いけない恋愛の展開が、最後にはまるく収まるというお話。
　私は、この恋愛に強い憧れを抱いております。いい作品ですよ。後悔はしません。

一条ゆかり先生の漫画のキャラクター(女性)が、新旧本当にたくさん出てきます。
「デザイナー」「砂の城」「有閑倶楽部」「うそつきな唇」「正しい恋愛のススメ」「プライド」から、そうそうたるメンバーが１８人も！！
それぞれの女性が、それぞれの人生のなかで「負けて」いません。
どこからその芯の(真の)強さはやってくるのか？
そもそも、強くない女性が負けないってどんなこと？
など、読んでいてなるほど、そうか！と気持ちいいくらい登場人物に魅了されていきます。
漫画のコマ、見せ場が各ページにこれでもか！とちりばめられ、セリフも効果的に太文字になっていたりして、目を通すのもとってもたのしい。
いつでも手の届く場所に置いておきたい、作品への愛があふれた本です。
一条ゆかり先生の作品の登場人物(とくに女性)が好きなかたなら、迷わず買って損なし！
表紙もとっても美しいです。