よくニッカの歴史が分かりました、一ファンとしては。 本の程度もかなり良かったです\(-o-)/
非売品、なおかつ昭和47年初版(購入したのは昭和50年、第4版)の貴重な資料なのですが、状態も良く、満足しました。
単身イギリスでウィスキーの製造技術を得るために留学し、サントリーやニッカなどの国産ウィスキー生みの親となった竹鶴政孝の一生が書かれている。 大正時代、ウィスキーの作り方を教えてくれる伝手もないままイギリスに渡った竹鶴。国産の良質なウィスキーを作りたいという一心が彼のモチベーションを支えつづけた。留学中恋に落ち、生涯の伴侶となったリタとの生活も、ウィスキーの誕生秘話に深みを加えている。 物語全体を色で表すとすれば琥珀色。味わい深いノンフィクションだった。ウィスキーを片手に本書を読むのが最高の楽しみ方だと思う。
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