スターオーシャン3の完全版ソフトですが、オリジナルソフトの細かいバグが一切消え去りフリーズ率も限りなく0になりました。
戦闘に参加できるキャラが二人追加され、隠しダンジョンも増えましたが、それ以上に注目すべきは「キャンセル
ボーナスシステム」の追加。これは本当にハマります。それでなくても完全ポリゴン化したリアル頭身キャラによるリアルタイムアクション、ど派手なエフィクト、絶妙なカメラアングルにより他のRPGとは一線を画する凄まじい出来なのに、このシステムが加わったおかげで戦術は多様化。戦っても戦っても新しい展開になるので飽きが来ないんですね。
それ以外に攻撃アクションのバランスやバトルコレクションの内容も見直されより熱中できる内容になりました。
シナリオは人により好みが別れると思いますが私はこれで面白いと感じました。
ただ出荷を押さえ気味にしたせいか値段が高めなのが一番ネックですね。
前作のスターオーシャン2nd storyが、メロディからの情景描写が、顕著で伸びやかな楽曲が大半を占めていたので、今作はグルーヴィというか、空気感を愉しむといった目的に傾倒しているかもしれません、個人的な意見ですが。 特にdisc1のMoon Baseは、前作やVPのメロディの運び、曲の展開等が懐かしささえ思わされ、一般には嬉しいだろう☆。 偉そうになりましたが(笑)、Victory Bellも、SO2からの継続的なテーマを感じますね。 Bird's eye viewやFly away in the violet skyの2つは、TOD2の世界観がオーバーラップしました、まぁ空気感とか、印象が僅かにというレヴェルです(笑)。 そしてDisc2の、Air Harmonyもいいですね、綺麗に調律された絃の様な空が目に浮かぶ☆。 にしても(笑)、Bitter dance、The Virtual ImageとMission to the Empty spaceも、僕的にはゆずれないです(笑)。 Moody gaddess…ジャジーで鋭利で官能的な曲だなぁ、オススメ。 そして王道とも言うべきHigh blowは…とても長い楽曲です、ループなしで、妥協なしでここまで銀河的なスケールは通好みですね、もはや(笑)。 それに、VPの楽曲のSO3verがいくつか収録されており、かなり貴重な構成なので、そこも聴く事を強くオススメします☆。