「早すぎた」伝説のスカパンクバンド、OPERAT
ION IVYのヴォーカル/ギタリスト、ティム・アームストロングを中心に結成された、今のアメリカを代表するパンクバンド。
実際このアルバムに収められている曲はどれもメロディアスで素晴らしく、耳に馴染みやすい。
ただこんなメロディアスなアルバムを作っておき安定路線を歩むのかと思うと、そのような期待を裏切るかのように、次作【LIFE WON’T WAIT】ではTHE CLASHの精神に近付き、レゲエを吸収し、更にその次の作品【RANCID 5】ではDISCHARGEなんかのUKハードコアの精神へと接近し、直球一直線のハードコアを聴かせてくれた。
彼等の姿は正にパンクの歴史であり、その精神は常に真摯で熱い。
パンクとは音楽のジャンルなんかではなく、精神なのである、という言葉は彼等にこそ相応しい。
ランシドを筆頭にHell-Catレコード所属バンドが多数出演し、大変興味深いdvdです。ジョーストラマーなど映像もあり、結構レアな映像もたっぷり。 満足できる一本です。
Rancidの名盤といえば一般には「...And out come the wolves」とか言われているが、このLet's Goも負けない名盤。サードの前者に比べてハードなパンクで、初期Rancidのパワーを詰め込んだ力強い曲が多い。また一曲メロディックな「Radio」が2曲目に収録されていて、この曲はかなりの名曲なので、パンクファンならば購入して損は無い作品です。