サブ
タイトルのDetonatorとは起爆という意味で、従来のワイルドアームズ(以下WA)を壊し、新しいWAを作り出そうという意味がこめらているそうです。
そのため今回はほとんどのシステムが新規のシステムになっています
主な変更点を挙げると
★アウトフィールドの廃止
★武器防具の復活、合成システムの導入
★成長システムの変更
★ターン制の戦闘からSLG似のHEXバトルシステムへ変更
★会話シーンはADV似のマンガ風イラストカットへ変更
★イベントシーンにフェイシャルモーション、パートボイス導入
★フィールドはジャンプやよじ登りなどのアクションを導入
★固定グッズから現地調達グッズへ変更
★360度回転できる視点から主人公自動追尾視点へカメラワーク変更
などです。
キーワードはテンポらしく、快適に進めるための親切なシステムがたくさん導入されています。
物語のテーマは今回あえて明言しないそうですが、主人公たちは子供という位置づけに対して敵は大人という形に物語が描かれているそうです。
システムはいままでのWAとはほとんど異なりますが、定評のあるメッセージ性の高いシナリオ、荒野と口笛をテーマにした音楽の担当の方は同じなので期待できるのではないかと思います。
僕はWAシリーズをやるのはこれが初めてだったのですが(この後にやったWA:Fと比べて)グラフィックはかなりよくなってます。あとキャラクターボイスも(一部)入っています。
で、肝心のストーリーはというと、個人的にはいいストーリーだと思います。(短いことをのぞく)他の方のレビューを見ると、恥ずかしいだのなんだの言われてますが、この作品はいわいる少年が主人公である作品の王道を貫いている作品であると僕は思います。(感情移入のしすぎかもしれませんが…)
ただ、不満点を述べさせてもらうと
1・全体的に難易度が低い
2・ストーリーが短い
3・コマンダー達(ボスキャラ)の扱いがひどい
4・WA:Fのデータを引き継がないと楽しめない
こんな感じですかね。
まぁでも今回の作品は実験作(?)みたいなものみたいなので、次回作に期待してます。
毎度のことながら、楽しんで読むことができました。
攻略情報は完璧だと思います。
私はゲームを攻略本無しでもクリアできたのですが、この本を読んでいたら全然やりこみが足りなかったなと思いました。
今からプレイされる方でアクション要素が苦手な方、やりこみ派な方はこの本に助けられると思います。
そして相変わらずキャラデザの大峡さんのイラストが美しい!
書き下ろしの表紙イラストはもちろん、ア
ルノー主役の巻頭漫画も必見です!
各キャラの設定資料集も結構な量なので、見ごたえがあります。
特に、ED時の10年後のジュード達のイラストが見れたのには感涙でした。
雑誌などに掲載されていたイラストもバッチリ収録されていて、大満足です!
個人的に残念だったのは、巻末恒例の製作者インタビューの形式が変わったこと。
楽しい企画だとは思うのですが、毎回あった登場人物についてのコメントがほとんど無かったのが残念でした。