著者は芋虫・毛虫大嫌いという
この研究に携わる人ならざる要素を持っております。
それなのにそういう研究に当たってしまうという皮肉さ。
研究内容はまた緻密。
そしてコンマ何ミリという恐ろしい
細かさとの戦いでもあります。
そのために重いものを持つと手元が狂ってしまうため
もてないそうな。
身近な
モンシロチョウ。
しかしそんな白い妖精には
まだまだ解明されていないものが多いのです。
何せこの本ですら「まだ解明されていません」と表記しているのが
割りとあるのですから。
ただし、本がやはり研究要素があるため
読みづらいのが難点であります。
それでもいい人にはすばらしい本の出会いとなることでしょう。