ジェイムズ・エルロイの「アメリカン・タブ
ロイド(下)」を読了。「ブラック
ダリア」からのLA四部作に続く、アンダーワールドUSA三部作の第1作。上下巻合わせての長い長い物語ですが、登場人物達の変容が、きっと自分にも起こるかもしれない、という緊張感で読ませるのです。エルロイは恐怖、金、性、殺人、ドラッグなどで人間が変わっていく過程をじっくりと読者自身の心に染み渡る緊張感で縛りつけるのです。そこはフィクションと理解していてはいるが、まるで真実の力のように読者に迫ってくるのです。
そこにはエルロイ独特の文体が必要不可欠なのです。実在の人物と架空の物語を組み合わせ、大いなるアメリカの幻想を木っ端微塵に吹き飛ばすエルロイの世界観が迫ってくるのです。本当に目が離せない展開に、下巻にもなると、もう駄目でした。読み終われないと何もできない体になっていました。
ちょっと面白い記述が下巻に。日本人実在ボクサーのファイティング原田はあの女性と・・・これは本作を読んでのお楽しみです。ハッシュ・ハッシュ。
何より柄がかっこよくて気に入り、息子も「かっこい〜」と喜んでました。肩ひもはゴムをひっぱってボタンで止めれるので、長さの調節ができ成長に合わせて使えます。腰のひもは長めなので後ろで結ばずお腹の方にヒモをもってきて結べるようになってます。子どもは後ろでヒモを結んだりはできないので、ヒモを前にもってきてちゃんと見ながらヒモが結べるからイイですね。