ソロ・リリース全4
タイトル作品からのヒット曲をすべて網羅された全14曲のベスト盤(74分58秒)+DVD(
ボーナス・オーディオ4曲収録)
チャート・アクションは
ゴールド・シングルになった#1('83年全米3位、全瑛59位)、グラミー賞受賞曲#2('85年全米5位、全英12位)、#3('85年全米9位)、#4('85年全米34位)、#5('85年全米22位)、#6(グラミー賞受賞曲'89年全米8位、全英48位)、#7('89年全米21位)、#8('89年全米48位、全英97位)、#10('90年全米21位)、#14('00年全米58位)
このアルバムも全英では'09年6月に29位を記録しています。
SHM−CD仕様(日本盤のみ)+DVDということで初回生産限定盤のデラックス・エディションです。
個人的には
ボーナス・オーディオ#1の映画「初体験リッジモント・ハイ」のサントラに収録されている「ラヴ・ルールズ」が高音質で聴けるのはうれしい!です。
これがまた、ロマンティックでせつない屈指のラヴ・ソングで、これがシングル・カットされていれば間違いなくヒットしただろうし、それ以上に多くのリスナーの耳に届いたはず・・・
SHM仕様は効果があらわれており音質も向上、満足なアルバムでした!
「ボーイズ・オブ・サマー」…当時、私はPVに魅せられ、生まれて初めて洋楽のシングルを買い、余りの声の良さに、LPを買い、遅まきながらイーグルスを知り、現在、本作CDを愛聴している次第。あの頃も心ふるえたけれど、今聴くと、また心に染み入るのです。 打ち込みのリズムに、表情豊かで印象的なギター、枯れたボーカル…。この曲、そしてこのアルバムのテーマは、「テクノロジーとノスタルジー」なのだと思います。1969年以来スピリットは切らしています、と歌った「ホテル・カリフォルニア」が70年代を代表するナンバーであるなら、道には人通りはなく、浜辺にも人影はない、と歌い出す「ボーイズ・オブ・サマー」は80年代を代表する一曲だ、というのは過言でしょうか。 何はともあれ、70年代、80年代のロックを生き、ロックを歌として歌える稀有な存在である、ドン・ヘンリーの本作に、一度耳を傾けてみてはどうでしょう。