剣道の試合の事故で口がきけなくなった教師が、離れ小島の小学校に赴任して、周りの人々との交流を通じて生きる力を取り戻して行く。言葉以外のものから多くのことが伝わってくる。
伊集院静、
風間杜夫の2氏の強さはプロに匹敵すると書いても何ら差し支えないでしょう。このDVDはたった半荘1回ですが、その強さの一部を十分に知ることができると思います。
ただ、2人に撮影しているという自覚がなさすぎるのが非常に残念なので、星1つ減点させていただきます。
ツモった牌をすぐ(視聴者に見せることなく)ツモ切りする、危険牌をツモったので(視聴者に見せることなく)すぐ裏返してしまうのは論外ですが、2牌を持って右端でカチャカチャするのは普段の対局としてもマナーが悪いと思います。その点、小島氏と前原氏のプロ2人はマナーが良かったですね。当たり前と言えば当たり前ですが。
著者が前妻を亡くし、漂流していたときに、
京都の競馬場で出会う男の話。
この話に関しては、人生の不思議を感じずにはいられない。
この本の肝はこの話だと思います。私はこの話を読めただけでも買って良かったと思った。
人生では時に、ある人を通して語られる言葉が、神様か仏様かご先祖様から
のものか分からないが、まるでそのような存在からのメッセージに思えるものがあります。
私も一度経験があります。本当に不思議なことでした。
その経験と著者の話とリンクし、なんとも言えない気持ちになりました。