10周年を迎えシングル、ベスト、ライブDVDなどリリースラッシュが続いてる彼女。この単行本もおそらく10周年を記念して刊行されたものでしょう。
正直BONNIEファン以外に勧められるかというと、ちょっと無理があるかな。しかし、今から聴いてみよう!とか、なんとなくしか聴いたことがない・・・という方なら読む価値ありではないでしょうか?彼女のナチュラルな魅力や、人となり、SEXYさ(?)等も垣間見れ、更に彼女を好きになること請け合い。
内容は、ミュージシャンにあってミュージシャンにあらず(失礼?)のような彼女なので予想していたとおり、音楽のほかに雑貨、料理、人生、映画と大まかに分類、そして目玉となる
中谷美紀との対談(5ページかよ!)も収録されています。個人的に一番いいなぁと思ったのは、やはりLIFE(人生)です。今では懐かしい赤い髪時代の真相、トーレとの密接な関係、第2期BONNIE PINKの誕生など、つくづくいい人生だなぁと思いました。
大げさだけど、なんとなく自分の価値観も変わった気がするんですよ。後は彼女の歌詞が一際目に付くようになったり、彼女のアルバムと一緒に活用(?)すればさらに効果
アリ!
1999年から2003年の最新シングルまでのPVと2つのLIVE映像を含めたDVD。前作と違い、2つのLIVE映像(LIVEのうちの一部)が入ってるのが非常に良かった。私自身がいっていないLIVE映像だが、アコースティックライブの映像が感動的。(もっと曲目があればなお良かった・・・・。)最新シングルしか知らない人にもオススメです。何年後にでるのかわかりませんがVol3がでるころまでにどんなBonnie Pinkになっているのか、これからが楽しみです。
BONNIE PINKの10th Anniversaryのハイライトであるコンプリートベストが発売されます。
彼女のすばらしいところは10年間「我」を通してきたところにあると思う。たとえどんなに彼女を取り巻く環境、音楽業界が変わろうとも、相も変わらず日本では受けにくい
英語の曲を歌い続け、サウンドも邦楽だか洋楽だかわからないまさしくBONNIE PINKサウンドを様々なプロデューサーと作り続ける。そんな彼女を10年間一度も聞いたことない人もきっと多いと思う、だって彼女と同期にはあの「平井堅」や「パフィー」がいるのに、同じ年数だけ音楽活動を行っているにもかかわらず、なんでしょうこの認知度の薄さは!(それも「A Perfect Sky」がリリースされるまでの話ではありますが…)ちなみに僕は「BONNIE PINKって何人?」とまで友人に聴かれたことすらあります。このことを踏まえるとBONNIE PINK=
メジャーのマイナー、=中級者or上級者向け、などなど言われるのも無理がない話ではあると思います。
しかし、彼女が歌っているのは決して難しいことではありません。確かに彼女の詞やサウンドには1度では分からない難解なメッセージが含まれていることもありますが、それは全て私達と周りの人間、リーレーションシップを歌っているに過ぎません。それを耳で、肌で感じられた時きっとあなたにとってBONNIE PINKがかけがえのないアーティストになるはず!本当にその一線を越えたとき彼女の曲達はまるで魔法のように聴こえ方が違ってくるのだから…。
そんな曲達を欲張りにも集めたこのアルバム!一度で理解できると思わないで(できたらスゴイかも…)、何度も何度も聴いてみてください。コレがきけたら、好きな曲が収録されているアルバムを聞いてみるものいいでしょう。