ジャンルは「GTA」のようなサードパーソンシューティングです。ただ、「GTA」のように広い世界に放り出されて、その中で自由にミッションを探してこなしていくというものではなく、ステージ(ミッション)制になっており、そのステージで決められたミッションをこなし次のミッションに進んでいくというものになっています。だから自由度が低いとかおもしろくないとかいうことではなく、この重厚なストーリーを楽しむためにはむしろ必要条件でしょう。
タイトルから察してゲーム内容のほとんどがカーアクションだと思われている方も多いと思いますが、そんなことはなく、同ジャンルの他
タイトルと同程度の塩梅で生身アクションとカーアクションが楽しめます。
特筆すべきはグラフィックの美しさで、特に背景や乗り物は実写と見まがう瞬間があるほどです。現在発売されている同ジャンルの他
タイトルと比べれば、ずば抜けてリアルなのではないでしょうか。また、ミッションとミッションの間に流れるムービーはとても質が高く、重厚なストーリーにますますのめり込ませてくれます。
このゲームは良くも悪くも難易度は高めです。たいがいのミッションは何度も死んで攻略法を探すのが基本です。ですので、ゲーム初心者の方やアクションが苦手な方はやめておいたほうが無難ではないでしょうか。操作性が良いとは言えず、北米のゲームにありがちな小さなバグ(キャラクターがひっかかったり)も結構あります。キャラクターの移動についての操作方法は、なぜか「GTA」等とは違い、左スティックで常に前を向いて前後左右に歩き、右スティックで視点を動かすという、FPS(ファーストパーソンシューティング)のようなものです。苦手な方はお気をつけください。
「DRIV3R」は、派手なカーチェイスと緻密な物理計算をウリとした3Dドライビング・カーアクションゲーム「Driver」シリーズの3作目。本作は6月に欧米で初回出荷250万本、シリーズ累計で1,200万本という大ヒットを記録している。
主人公は、「Driver」シリーズおなじみの、別名「ドライバー」と呼ばれるFBI潜入捜査官タナー。本作でも、彼の潜入捜査官として容赦の無い捜査や、恐れ知らずのドライビングは健在。ストーリーは、彼が高級車ばかりを狙う国際的な窃盗団によって、罠に嵌められるところから事件はスタートする。
今回の舞台は、
フロリダのマイアミから始まり、
フランスのニース、そして古代都市イスタンブールなど。いずれの都市も、街並みをリアルに再現している。そこでプレーヤーは、主人公タナーとなって潜入捜査をし、さまざまな乗り物で痛快なドライビングアクションを繰り広げる。登場キャラクタのボイスも、
ハリウッドスターが担当しており、まさに映画のような世界を演出している。
また、搭乗可能な乗り物は70台以上登場する。スポーツカーやホットロッド、トレーラー、バスなどの自動車以外にも、バイクやフォーク
リフト、さらにはクルーザーまで用意されている。
乗れる車種が多く車の挙動や壊れ方がリアルです。本当は星5つでも良かったのですが、信号や電柱が壊れない(リアルなのですが邪魔)、武器の種類が少ない、ミッションが難しい…の点で星2つ減点。
大都市NYを舞台に、運び屋、逃がし屋、果ては殺し屋。
なんでもござれなドライバーとなって暴れまくるゲームです。
プレイヤーは主人公、キッドとなってNYで車を盗み、盗んだ車で自由に金を稼いだり
稼いだ金で車を改造したり、警察とのカーチェイスや公道レースなどを楽しんだり出来ます。
難易度は少し高めですが、馴れてくると警察から逃げながら
ド
リフトを使ってバック走に切り替えて後ろ向きに走りながらパトカーに銃撃する、
なんてアクション映画のようなカッコイイカーチェイスを再現する事も出来ます。
広大なNYの街を疾走しているだけでも楽しめますよ。
それと1978年と2006年を舞台にする事で街の変わりようや
走っている車や流れてくる音楽の違いなどの演出が細かいです。
話の内容としては単純なのですが、それだけに判り易くて楽しみやすいと思います。
難点としては、銃がデフォルメされ過ぎていたり主人公がすぐ死んだりする事でしょうか。
シリーズものらしいのですが、ストーリーの前後関係などは無いために、これ単品でも楽しめます。
フリーシナリオ好きな人にはもってこいのアクションゲーですね。