ブルーナの「はじめて出会う本」シリーズには「話の意図がつかめない?!途中??」という話もありますが、これは道徳的ストーリー(?)で大人が読んでもうなずけます。ただ「うまそうな・・・くわえておりました」という言い回しが、丁寧なんだかぶっきらぼうなんだか・・・違和感を感じるのですがどうでしょう?リズム感を大切にした訳し方なんでしょうね。
イラストは、背景が濃いブルーのページが続き、ブルーナの絵としてはあまり元気が無い印象だけど、途中でオレンジの帽子と服を着た女の子が登場してパッと明るくなります。この配色はストーリーとマッチしてようにも見えるのですが、意図したものなのかな。
サッカーのジダンと並びマルセイユで有名なラップグループであるIAMのメンバーの一人。かなりの親日家なのか歌詞にサムライ チャンバラ カタナ キモノ タタミ などの日本語が入っているところがおかしくも可愛らしさを感じる。
フランス人だから仕方ないけどチャンバラよりもイクサ<戦>の方がいいなぁ。 でもマルセイユラップらしいタクシーのサントラに近い落ち着いたラップ。タクシーのサントラが好きな人にはオススメの一枚。
1988年に発売された小室氏の豪華版書籍。表紙の当時のキメキメの貴公子ルックスの氏の写真の麗しさと言ったら・・・(笑)。内容的には
ロンドン滞在時の対談と写真集の組み合わせで意外と読み物としても充実している。目玉は小室氏の半生を語る文字通りのパーソナルの部分で、この本意外では見ることのできない子供時代の小室氏の写真、なかには御兄弟や両親と写っているお宝な写真を結構見ることができる。まだ小室バブル遥か以前の時期のものだが、時代の寵児となる氏がどのような少年時代をすごしてきたのか本人の口から語られており実に興味深い内容となっている。