2歳1か月の男の子、
体重10.5kgでやせ気味だったのでおなか周りが少し緩かったです。
ただおむつがぬれている感覚があるみたいでした後に教えてくれました。
機能的には問題ないと思います。
あとはもう少し安くなってくれればなーと思います。
『悪意』で、加賀恭一郎の洞察力に圧倒され、彼が登場する他の作品があると聞き、年末年始の休みで片っ端から読み漁っております。
これはその「加賀恭一郎シリーズ」の第一作目。
加賀恭一郎が大学卒業間近に、仲間が相次いで不審な死をとげ、その謎を解き明かしていきます。
その洞察力のみならず、彼とその父親との微妙な距離、そして加賀の大学時代の恋人、沙都子との日々など、加賀恭一郎の背景を知ることができる一冊です。
加賀恭一郎シリーズは、どこから読んでも時系列はそれほど影響はしませんが、どこから読んだとしても、もし加賀恭一郎に興味を持たれた場合はこの1冊は必ず押さえておかれることをお薦めします。
さて、肝心の本書の内容ですが、この「卒業」という
タイトルが、思った以上に広い意味を持っていると感じました。
最初、登場する学生達が、いささかステレオタイプな気もしましたが、全て読み終わった時、その奥底に思わぬ闇が隠されていたと知り、「さすが東野氏」と思わせられました。
雪月花のトリックは非常に難解ですね。図解入りで説明されていますが、いまだに頭がこんがらかっています。
ただ、加賀がいくつかのトリックを解くにあたり、そのヒントをあらゆる場所から引っ張ってくる(本当にいろいろな場所から)、その洞察力の深さは大学時代からだったのだとあらためて感心しました。