ＹＵＩちゃん引退しないほうが、いいです。あなたのそのやさしいこころ、もっとみんなにあげてください。できれば、お願いします。無理は、いいません。あなたは、才能が、あります。がんばって！

YUIとは、音楽界で最も庶民的な歌姫である。
派手に着飾ることなく、それでも別段地味であるわけでもなく、どこまでも自然体な佇まいが人気を集めていた。
デビュー当時はきっと、その小柄で可愛らしいルックスが売りだったのだと思う。
路上ライブ、あぐらの弾き語りスタイル...といったワードで多々話題を呼んでいたことは間違いない。
けれど、YUIは大人たちが思っていた以上にソングライティング力に優れていたのだ。

このGREEN盤を紐解いて解説していくと、１曲目「HELLO」は比較的最近の楽曲になるが、
誰がこんなにキラキラした曲をYUIが作ると予想しただろうか。例え映画のタイアップであったとしても、それでもだ。
初期のYUIは、なかなか満たされない感情を私小説的歌詞で歌っていた。２曲目「How crazy」がその代表格だろうか。自分の気持ちが上手く伝わらないもどかしさを歌っている。
それだけに限らず、４曲目「LIFE」では、都会に馴染めないことに苦心しながら、過去の自分を肯定して少しづつ前向きになってゆく心情を歌い、6曲目「My Generation」では、学校を辞めて本格的に音楽の道へ進むことを固めた16歳の自分を振り返る心を歌い、11曲目「I remember you」は友達か恋人である「君」との思い出を回想しながら、強くならなきゃと自分の胸に問いかける場面を歌っている。
そう、初期のYUIは何だかんだいって過去に後ろめたさが滲んでいた。上京に憧れを募らせていたけれど、いざ来てみると右も左もわからないし、必然と不安になるし、不安になると過去にすがりたくもなる。彼女はそんな心を音楽でなら素直に吐き出せたのである。
歌いたいことのあるアーティストは強い。

近年の楽曲は、彼女自身ではない主人公のことを歌っていたり、もしくはメッセージソングだったりと、ファンに向けたものに変化していた。
心身共に成長が見られ、刺刺しかった部分が丸くなっていった。歌詞にしても音にしても、趣旨が変わっていき、優しくなっていった。
起用じゃなく、タイアップが前提の曲作りも増えた。その点に関しては批判的なファンもいたことだろう。
しかし、「HELLO」「YOU」「It's all too much」「Please Stay With Me」等どれもタイアップありきで作られているが、曲は優れていて妥協がない。どの曲もドラマや映画を彩り、支えられる楽曲に仕上っていた。さすがである。
けれど、別の視点ではYUIにとっての音楽が、単なる仕事になってしまっていることに気付かされる。
はたしてYUIはタイアップ曲に縛られた曲作りに満足していただろうか。
ファンの知らないところで、YUIは音楽の自由さを大人に妨げられていたのではないか。
企業やメディアの為に音楽を提供することは決して悪いことではない。寧ろ音楽のひとつの正当な在り方だと私は思っている。
だが、シンガーソングライターは自らの指針を見失ってはいけない。芯を曲げてはいけない。
YUIの無期限活動休止は、彼女が彼女自身を守るための苦肉の策なのではないか。直接的に抗う性格ではない彼女の正しい答えだと私は思った。

このベスト盤のキャッチコピーにYUIの最初で最後のベストアルバムとある。ベストアルバムは金輪際出さないということだろう。
ということは、これからの彼女の活動は常にベストであることを暗喩しているのではないだろうか。
至極前向きな活動休止であることと、近くに違った形で音楽活動を継続すると言及(あやふやではあるが)している限りでは、彼女の本当にやりたいことを100％出来る環境が１から作られるのだと思う。
勿論、これまでの活動が彼女にとって不本意であったとは言わない。彼女は彼女なりのペースで、常に全力で駆け抜けてきた。
その結果が２枚のベストアルバムにある。ほとんどがシングル曲で、ファンには馴染みのある楽曲ばかりだが、改めて通して聴くと感慨深い内容になっている。

「YUI」というプロジェクトとしては最後かもしれないが、アーティストとしての彼女はこれからなのだ。

良かったですよ。淋しくもありますがYUIの歴史を持ておくという意味で。

榊原ゆい嬢の初ベストアルバムですね。個人的には、jewelry days、笑顔を追いかけてあたりが好みです。
2ndアルバムも発売され、さらに今月中に2枚シングルをリリースし、メジャーデビューされるようで。

今後の活躍にさらに期待大!

自分は、YUIのファンでYUIの人間性も音楽も大好きで、YUIの音楽センスにも憧れています。

これは、YUIの悪口じゃないので誤解しないで下さい。

このライブDVDで一番輝いていたのは、明らかにYUIが最後に歌ったgood-bye daysだと思います。

自分が思うには、ヤッパリYUIには、アコギ一本でライブをしてほしい。

その方が僕には、YUIが輝いて見えるんです。

YUIの歌声でアコギ一本で武道館で(アンプ通してもいいですから)そんなライブが見たかったです。

YUIは、バックバンドに気を使いすぎ。

YUIは、あまりにも人が良すぎる…

気を使わないで1人でライブやっちゃえばいいのに…

YUIが1人でライブをしてくれる日を僕は、待ちます。

僕の意見で気を悪くした人がいたらすいません。