デビューからの5年間+今日までの全てのシングルのナンバーの他、計算し尽くされたラインナップで彼のあらゆる魅力を堪能できます。"Period"だって入ってます。
オリジナルの新曲「愛しい記憶」は久々のラテン的情熱的なノリマサさん。「チゴイネルワイゼン」にのせてドラマチックに歌い上げます。かなりカッコイイので、この曲を聴くためだけにでも買う価値ありです。
初回限定盤にはさらに10曲プラス!うち2曲は未発表曲。それでも本当の魅力を知りつくすには残念ながら十分とは言えませんが、お薦めは初回盤。この通常盤を聴いたら絶対に欲しくなるし、他の作品も聴いてみたくなります。さらにオリジナルのニューアルバムも・・・。
個人的には
ジャケットの写真はこちらのほうが好きです。
・この3年ほどで復刻されたセットの中でも個人的に感銘深い4つのものの内のひとつです。ちなみにほかの3つはワレフスカ名演集、
テレサ・ストラータスの歌うクルト・ワイル作品集、そしてケッケルト四重奏団によるベートーヴェン全集です。
・タワーレコード社の企画で出るものはいずれもラインナップが素晴らしいだけでなく、オリジナル・
ジャケットへの目配りや歌詞対訳、
そしてもったいないような価格設定など、「復刻大賞」のようなものがあれば本当に大賞を差し上げたいようなものばかりです。
・このルチア・ポップ晩年のRCA録音集成でも充実した曲目解説と歌詞対訳を備え、曲と演奏者に非常に敬意が払われたつくりとなっており、
まさに国内盤のかがみと思います。
・「光」を意味する「ルチア」という名がこれほどふさわしい歌い手もまれではないでしょうか。20年以上前クレンペラー指揮の「魔笛」での夜の女王が
この歌手を知った初めでしたが、そのぬくもりと光に貫かれた「夜の女王」はいまだに頭から消えません。
・時とともに音域は当然やや下がっていったものの、ここでの歌唱もぬくもりと光に満ち、聴き手の心の内側に丁寧に織りあげられた工芸品のような歌が
届けられてきます。古典曲から20世紀の曲にいたるまで、いずれをとっても一聴してすぐこの歌手とわかる個性がきわだっていますが、「ぬくもり」という
言葉からイメージする呑気さのようなものはなく、その懸命さが、闇を照らす光に思われてくるわけです。
凄い声量と凄い歌唱力に圧倒され、歌詞に感動し、購入。
「
ポップオペラ」という新ジャンルを築こうとしているだけのことはある!声色の使い分けが凄く上手。
自分はクラシカルクロスオーバーが大好きで、こんな人がいてくれればいいな、と思っていたが、遂にでた!オペラやクラシックに興味がない人にも自信を持ってオススメ!買う価値有り。