先日訳者の伊藤さんとご一緒することがあり、1時間あまりこの著書について指南を受けることができて著書を読むだけでは得られない体験ができました(サインもゲット)。
他方
グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ はこれから読む予定なので比較できませんが、こちらは今後の企業のあり方を示唆してくれる所謂ノウハウはなく、もっと奥深い、理念・信条を社会に対し如何に根付かせ実践することが重要か、が余すところなく書かれています。
それは今の全ての企業にとって乾いたスポンジの様に吸収、実践できる訳ではなく、時に困難を伴う選択であるのが自明でも、これからの社会構造の変革の中での企業としてのあるべき振舞いを、大きな方向性を以て示してくれます。
ただ、一般の従業員の方でもここに書かれている概念を理解しているか否かでは、企業での仕事の取り組み方も変わってくると思うので、通常のビジネス書を読む感覚でのご一読をおススメします。何よりグレイトフルデッドというバンドが40年も前に、今のビジネスに通じる活動をしてたってだけで面白そうじゃないですか?
ちなみに訳者の伊藤富雄さんはコワーキングを日本で最初に始めた第一人者で、
神戸でカフーツ [...] というコワーキングスペースを主宰しておられます。今流行りのノマド・コワーキングについて本質を知りたい方は一度足をお運びになれば、伊藤節を炸裂させて語って下さいます(そんな余裕ないか)。
パッケージの内容は以前出ていたDVDと同じです。
以前のDVDも今回のブルーレイもどちらも2枚組で、1枚目は本編のMOVIE、2枚目は
ボーナスディスクになっており、今回のブルーレイのパッケージも2枚目の
ボーナスディスクは何故かDVDです。
ボーナスディスクの内容は、以前のDVDに付属していたものと全く同じものと考えていいと思います。
中に入っているブックレットも大きさは若干違いますが、内容は以前のDVDに付属していたブックレットと全く同じです。
ただ、注意しなければいけないのは、以前のDVDのパッケージは2枚ともリージョンフリーだったのですが、今回のブルーレイのパッケージに付属の
ボーナスディスクのDVDはリージョン1です。
普通のDVDプレーヤーでは再生できません。
もちろん本編のブルーレイはリージョンAですので、問題なく再生できます。
ブルーレイになった本編の音は以前のDVDのものより透明感が出て、かなりよくなっているような気がします、が、意識して聞き比べたわけではないのでなんともいえません。
画質は、もともとこの映画自体くっきりとした画質ではない上に、ほとんどが暗い場面なので、全体に画がもこもこした感じだったのが、ブルーレイになって、若干くっきり感が出ているようです。
照明の赤いライトでステージや観客が照らされている画が多いのですが、DVDはもやもやと赤かった部分が、ちょっとだけくっきりと赤くなったという感じでしょうか・・・
メンバーの表情もちょっとだけわかりやすくなりました。
全体的な画質はDVDと比べてほんの少しだけ向上している、という印象です。
ブルーレイになったといっても、あまり期待しない方がいいかもしれません。
この作品は25年くらい前に最初VHSを買って、そのあと6〜7年くらい前にDVDを買って、今回やっとブルーレイという感じなのですが、観るたびに思うのですが、登場するメンバーの若いこと!!
ジェリー・ガルシアの痩せてること!!とってもかっこいいです。
以前のDVDを持っている方は無理してこのブルーレイを購入することはないと思いますけど、どちらにせよ好きな方は購入するのでしょうね(^^;)
※このレビューはDVD版にも言及していますが、ブルーレイ版発売時のものです。
DVD版のレビュー欄にも掲載されているようですのでご注意ください。
DVD版は、本編、
ボーナスディスクともにリージョンフリーです。ただ、発売年代によって規格が変更されている場合もあるのでご注意ください。
80年代の「
タッチ・オブ・グレイ 」のヒットでデッドを知ったのだが、その時は昔のロックグループのイメージしかなく、その後個々の代表作を聴いても今ひとつ彼らの魅力に引き込まれなかった。デッドの魅力を一言で語るのは難しいかもしれないが、最近自分も歳をとったせいなのか良い意味でのゆるい感覚が心地よくなってきて…。彼らがなぜジャムバンドとして評価されたのかがこれを観ればわかります。見始めると不思議な魅力に引き込まれ見続けてしまいます(
ボーナス映像も楽しい)。40代以上の洋ロック好きのおじさんにおすすめします(一生つきあえますぞ!)。ジェリーを追悼しつつ、野外ライブにでも行ったつもりで、ビールでも飲みながらのんびりと鑑賞します。