愛人と聞くと、なにかドロドロした関係を想像しないだろうか? でもこの話は違う。愛人というからには不倫ではあるのだが、精神を患った者との本当の愛とは何か、すごく気持ちがわかる。物語はサスペンス仕立てな展開をみせるが、真の愛を問う。音楽もすばらしい。ただ、余計なところにサスペンス的なBGMが入る所が惜しいかな。
映画は見たがDVDは買うかどうか迷ってる。原作はリチャード・マシスンのミステリー。マシスンは日本では人気がないがスティーブン・キングが尊敬する作家。ホラーも書く。息子は俳優のティム・マシスン。「アニマル・ハウス」のスケベな医大生。アラン・ドロン、ミレーユ・ダルクは愛人関係。ドロンは用心棒の殺害事件で警察の取調べを受けた。奥さんはナタリー・ドロンで殺された用心棒と不倫の噂も。真相は今でも闇の中。ドロンは暗黒街とも
フランス保守政界にも「顔」が効く元
フランス外人部隊。ほんとは怖い人だ。生まれは貧しく「生きる」ためには何でもしてきた人。ゴダールはドロンを毛嫌いして映画に使ったことない。そのおっかないドロンが
弁護士とは抵抗がある。初めてだろ。刑事はあるが。犯罪者が似合う俳優。教育も殆ど受けてない。足ががに股なのは若いとき
パリ食料市場で肉体労働やりすぎたため。でも映画は面白く買って損はない。まあ生まれ育ちは本人の責任ではない。可哀想といえばそうだが。美男のため逆に「凄み」がある。
フランスではあまり人気がない。知らない人が多い。