何とも間抜けなことに、この映画が愛
犬家殺人事件を元に作られた、こんなドギツイ内容だとは全然知らず、映画の評価も全然知らずに見てしまいました。
もともと
熱帯魚好きなので、
タイトルで
熱帯魚絡みのサスペンスかと思って興味を持ったのですが。。。
ホラー好きなので、予想外の展開にワクワクしながら見ましたが、いやー凄まじいです。しかし単にギトギトのスプラッタホラーとして凄まじいだけではなく、人間の行動の原点は何なのか?大人になってからも行動の根っこに親子関係があったりと、人間の本質に迫る部分があるからこそ、こういう描写が意味を持って強烈に迫ってくるのでしょう。
でんでんの父親の住んでいた山小屋に宗教的な雰囲気が漂っているのも意味深ですし。
いろんな意味で凄まじく強烈な映画なので、ギトギトのスプラッタホラーがダメな人はやめといたほうがいいかも。物質的にも心理的にもかなり強烈です。
しかし、でんでんの演技力には驚きました。凄い説得力です。黒澤あすかも、あどけない顔してよっしゃ!と悪事の片棒どころか、楽しみながら毒食らわば皿まで、を体当たりで演じてるし、ここまで徹底した映画にはなかなか出会えません。
吹越満のほうの家族はイマイチ影が薄く感じましたが、まあ、でんでんのほうのカップルが強烈すぎたので、致し方ないかも。
ただ、個人的には、
熱帯魚好きでしょっちゅう
熱帯魚店巡りをしている身としては、やや設定に不自然さを感じます。四足動物の世界と水モノの世界ではやっぱり雰囲気が違うので、この血腥い連続殺人の設定を
熱帯魚店に持ってきたという点では、ちょっと首を傾げました。
四足動物の世界そのままだと、ちょっとドギつすぎるので水で薄めたのかも?などと勝手に想像しますが、後半は
熱帯魚なんてまるっきり何の関係も無くなっちゃったし。
ラストが何となく蛇足でだらけたので☆−1点。
この映画で園子温監督に興味を持ちました。
殺し屋ジョージってゆう題名からは想像もつかないくらい可愛いキャラばっか出てきますw全然むごくなくておもしろい。前見たときは笑いが止まらなかったのに今見ると、あれ?たいしたことないぞ・・?ってカンジ。。ゴメンナサイ。。。でも星4つw
島村佳江がヒロインなので購入したが、横溝正史ファンとしてもうれしかった作品。
島村佳江といえば、もちろん、西陣心中(主演女優)。
でも、最高は、昴での
魔女役(題名は忘れてしまった)。
最初手に取った時は、何かのアニメのサントラ盤だと信じて疑いませんでした。でも、よく見ると違う。
ジャケットイラストは、テーマの「変革の天使」をイメージしたものなのでしょうが、どの世代をターゲットにしたアルバムなのか鮮明ではなくなってしまったのが惜しい!だから、星は正しくは4.5個くらいかな。
でも、聴き手の世代が不鮮明であることを差し引いても、彼女のオリジナルCDとしては優秀な部類です。歌詞に込められた沢山のメッセージ。アレンジも「Li-La」とは異なり、歌にしっくりなじんでいます。
お勧めはCD
タイトルでもある第1曲の「ランジュ・ドゥ・メタモルフォーズ」、5曲目の「コスモスに君と」、そして秀逸は第6曲、「心の翼」。