恋物語 (講談社BOX)
まずシーズンファイナルと言われても…という内容です。
語りべが意外な人選でしたが果たして適役だったのかは疑問かなと。
他の方のレビューにも有ると思いますがダラダラ続けずに勢いのあるまま完結まで持っていって欲しいですね。
本巻のオチとしては終盤はわりと楽しめたものの前半の盛り上がりの無さとシーズンファイナルに相応しいか?という部分で★二つ。
う〜んファン心理でギリギリ★三つかな。
というかまだまだ続くんだ…(-.-;)
化物語(上) (講談社BOX)
著者の作品,特に戯言シリーズがお好みであれば満足でしょう.
特徴的な言葉まわしに,登場人物の個性的な名前とキャラクタ,
アニメなどからの小ネタの数々はこれぞ西尾維新というところ.
これまでのいろいろがぎゅっと凝縮された作品に思えますので,
はじめて読まれる方にもおすすめできるのではないでしょうか.
『化物』の正体や解決策に,それほど目新しさは感じませんが,
きれいにまとまっていて,3作ともすっきりと読ませてくれます.
それに,主人公にまつわる話などに少し含みは持たせているものの,
タイトルほど暗くはなく,にぎやかで明るい雰囲気になっています.
ただ,チラホラと過去作を連想させられる場面や人物,
飛ばしすぎなにぎやかさ,ややマニアックなユーモアなどは,
ファンを問わず,少しためらってしまうかもしれません.
あとは,もう少しお安く読めればよかったのですが….