青葉城恋唄/岩尾別旅情/萌ゆる想い
「萌ゆる想い」はさとう宗幸が主演したドラマ「2年B組仙八先生」の主題歌で、
吸い込まれるような透き通った詞の世界観が何とも言えない。
探し求めていた曲にようやくめぐり会うことができ、感無量です!
♪ゆるやかな坂道を のぼりつめたこの広場で
人の波にもまれながら はじめて君を識(し)った
ふりかえれば長い道程(みち) 二人が出会う日まで
だから今は 陽光(ひかり)の中 君のために生きている
♪夢見たものが知らぬまに 淡く消えることがある
いつの日か別れが来ても 君を忘れずにいよう
狂おしい空の青さよ 両手を拡げていたら
祈る心はふるえながら 君住む街へ駆けてゆく
宮城ライブ~明日へのマーチ!!~【DVD通常盤】
WOWOWで編集版は録画したけど、改めて購入しました。
青葉城恋歌で始まる意外性と何より桑田氏がアコギを弾いての
原坊とのデュエットは長年のファンにはたまりませんね。
青葉城恋唄
ネット検索でたまたまヒットしたのがきっかけです。しかも青葉城恋唄でしょう?なぜ彼がこの歌を選んだのか不思議で調べてったら...みやぎ夢大使なんですって。1150円だしイケメンなので思い切って買ってみました。日本人なら誰もが知ってる歌なので、すっと入ってきますよ。このマスクでこの甘い声でしょ、たまりませんね。また中国語バージョンも漢字で歌詞が入っているので、わからなくてもなんとなく想像できます。そして編曲が鈴木康博さんですって。オフコースだよ!もしかしてこの人、これからブレイクするかもって。期待してます。
青葉城恋唄
当方、東日本大震災で被災致しまして、家屋と家族を亡くしました。もちろん、このアルバムのCDも持っておりましたが、流出してしまい非常に残念に思います。
このアルバムの一曲目はお馴染みの青葉城恋唄でして、この一曲のためにこのアルバムを購入してもいいほどの名曲です。
二曲目の北の旅は、その当時NHKのみんなのうたで放送されていたようです。北の地を旅しているような気分になれる切ない曲です。
どの曲も素晴らしく、各々の詳細を書ききれないので割愛しますが、私の個人的な印象で言えば、
「みちのく挽歌」「場面」は特に涙ものです。
みちのく挽歌は、東北の短い夏とその恋の儚さを唄った曲で、
「いつまでも忘れないさ みちのくの旅路 麦藁色の恋よ 蔵王の峰に眠れ」
という詩が特に好きです。「東北に生まれてよかった」と思える心情が「蔵王」という地名に滲み出るように思います。
場面は、まさに別れる場面そのものを唄った曲ですが、「これでもか」というほどに切ない別れの心情を抒情的に表現されています。
どの曲も涙もので、人によっては全曲涙なしには聴けません・・・。
宗さんの並外れた歌唱力と、その美しい澄んだ声でこのような感傷的な楽曲を聴かされると、涙なしには聴けません。
それほどまでに人の心の琴線を刺激するアルバムは他に類を見ません。
ノリや流行りで、流行が過ぎた後に人々から忘れられる曲とは違って、一度聴いたら人の心を離さないアルバムでして、まさに「粒ぞろい」と言ってもいいでしょう。
残念ながら、現在廃版ということで通常販売での入手は不可能ですが、最新リマスタリングを施して再発してもらいたいです。
そして、宗さんの作品でCD化されていないアルバムも復刻されれば嬉しい限りです。
最後に、
「宗さん、ありがとう」