ハゲタカ DVD-BOX
第一回の宇崎竜童の鬼気迫る演技で一気に引き込まれ、あっという間に6回観てしまいました。皆さんもお書きの通り大森南朋が素晴らしい。大ファンになりました。
最初は悪の権化のように見えて、最後に本来の姿を見せるまでの演技の変化の付け方にはまさにゾクゾクしました。本当に良い役者です。
それに企業も、鷲津自身も再生するラストも素晴らしい。
やるじゃんNHK。前の「クライマーズハイ」も素晴らしかったし、このレベルを見せてくれれば大満足です。
おいしい季節/決定的三分間(A)
栗山千明の4枚目にして最新シングル。『決定的三分間』はミディアム・テンポのロックだが、ヴォーカル・イフェクトがかかりすぎ、耳障りな感じがする。むしろ2曲目『おいしい季節』が彼女の持ち味が出ていてアレンジも悪くない。初回盤はケースがプラケースでなく紙ジャケット風でかさばらなて良い。ラストは杏里のカヴァー『キャッツ・アイ』を見事歌いこなす。フルアルバム、期待して待ちたい。ますますこれからが楽しみな歌手・栗山千明である。
digi+KISHIN DVD 栗山千明
単なる女優・アイドルのDVDものではなく、映像という媒体を通して栗山千明をいかに表現するか、そんなテーマが込められた作品だと思います。被写体栗山千明が背景画あるいはBGMと溶け合い、シーン全体がひとつの絵画となっている(「名作」といわれる映画はまさにそのような感じだと思います)作品だと思います。
しなやかな映像美を満喫できる作品です。
キル・ビル Vol.1 [DVD]
これを見る人をパターンでわけると、
1.タランティーノの遊びがわかったうえで楽しめる人
2.タランティーノの遊びだとは知らなくても楽しめる人
3.タランティーノの遊びだとわかったうえで楽しくない人
4.タランティーノの遊びだとは知らないし楽しくもない人
の4つになると思います。
例として、
「日本の飛行機は座席に日本刀をたてておく場所がある」
というシーンにおいて
「何遊んでんだかタランティーノは。相変わらず面白いな」が1の人。
「ありえない! でも面白い」が2の人。
「タランティーノはわかってやってるだろうけど、外国人が誤解するじゃん、やめてよ」が3の人。
「この人も日本を勘違いした監督だ、いやんなっちゃう」が4の人。
当然ですが、おすす!めするのは1の人と2の人です。
そういう人にはストーリーやアクション以外にも楽しめる要素てんこもりだと思います。
あ、ただ確かに流血はすごいので、ダメな方は避けた方がいいです。