宮沢賢治の“アメニモマケズ”を地でいく主人公。
彼の持つ強さを持つことは出来ずとも
せめて理解はし、憧れるくらいの精神は保ちたい。
と思いつつ、憧れるまでしか出来ず、
本当にその強さを得たとて、それを証明する手立てもない。
何故ならそれは主張した瞬間に嘘になるからだ。
その円環的なパラドクスの罠に作品自体も囚われてしまう。
一見名作に思える(思いたい)本作が、しかし
よくよく見るとどうしても偽善的に感じてしまう理由がここにある。
それは美談を物語ること自体に不可避的に纏わり続ける
難題なのでしょうけれど。
漫画としては、前半の方がぐいぐい読ませる力があると思います。
後半はだれてきますし、スリリングだった展開も
やや冗長に感じてきてしまいます。
2009年3月配信分より、58話、土田さんをゲストに女性の扱いにこなれた男達企画を実行。女性ゲストを前に三村さんの最低オヤジ度が全開、大爆笑でした。59話、バナナマンをゲストにこの番組のテーマ曲を作ろう企画を実行、三村さんのセンスの良さが光ります。60話、ナイツをゲストにトークバトル企画を実行、三国志好きでどうしても三国志の話がしたい内村さんとその度に一撃で黙らせる三村さんの駆け引きぶりが笑えました、しかし、大竹さんのお題が独り暮らしって、、、。他、未配信
分が特典映像として収録、この低価格でこのボリューム、大満足なDVDでしたね。
濃密な画面とみえた。
情報量が生半可ではない。だからといって、雑然と放置されているわけでもない。高密度にきっちりと構成されているのだろう。全てを咀嚼は出来なくとも充分に心地よい。
佳作、良作との香りが既にして強く漂っていると感じられるのは、贔屓の贔屓倒しだろうか。
数多の作品で散見される過剰な説明やセリフでばかり解明される謎解きはもう正直うんざりだ。無用な肌の露出や大きいだけの目玉、異性にこびこびの台詞回しやシチュエーションもいい加減辟易だ。
リーンの翼は粗製濫造されたそうした有象無象を当たり前のように超えてくれる。
そんな予感がある。
だとするならば、見届ける価値はあるだろう。
ブレン以降開眼されたネオ富野演出に期待。
星5つ。
「編集王」「同じ月を見ている」の原作者・土田世紀の新作
とある海岸の集会。本気で現金を燃やす人たち
彼ら一人一人が現金を燃やす前におこなう語り草とは・・・?
表題作の他には
夫が病死した傷心を癒すつもりか2人分の旅費をだして毎年旅する女性。
ふとしたことで明日がこなくなった人たちの繰り返す今日という日。
どこか陽気な少年少女たちの冒険。
悲しかったり楽しかったりする数々の物語、これがツッチー節だ!
このシリーズはDVD1巻に3回分のタイトルが収録されていますが、どうしても一回分はいわゆる”夢の回”があって、ふわっと終わってしまって笑いにメリハリのない回があります。ただし本作は3回すべて笑いっぱなしでした。個人的には土田晃之の回が好きでした。本当に内村さまぁ〜ずの3人は芸人を活かしますね。
|