永久不変の愛を感じさせる一冊です。宝物にしたいと思いました。
この巻ではブリジットが話すという形で
すでに滅びてしまった夜の国のことや、昔のストラウスのことなどなど
少しづつ明かされていきます。
この巻ではブリジット・ストラウス・アーデルハイトの関係、
さらにステラという女性がどんな人だったのかなど
3巻で語られた話がもっと細かく説明されます。
ですが4巻の作者のあとがきにもあるように
あくまでもブリジットの視点からの過去であって
またその裏の裏もありそうな予感…楽しみですvv
わたしはスパイラルが結構スキだったので
あの話くらい複雑なストーリーを期待していますvv
私は今まで、いろいろな漫画を見てきましたが、これ程の悲しい運命を背負った主人公は、見た事ありません。 世界を滅ぼす事を望んでいないのに、ただ、力を持つだけで、命を狙われる事や守るべき者達を守りながら、守る者達からも狙われる。 さらには自分が愛した者を救うには自分が死ぬしかないのに死ぬ事も許されない状況の中で、愛した者と強制的に殺し合う という事を1000年という永遠に近い時を生きたヴァンパイヤの王の立派な生き様を描いた最高の作品だと思います。
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