一大センセーションを巻き起こしたと言われる本作。 素晴らしさはいうまでもないかもしれませんが、あえて。
大きくわけて、ひぐらしは「問題編4編」「解答編4編」の ふたつの作品にわけられています。
なので、問題編を読了後、推理をしつくして解答編を読む、 ミステリー的な楽しみ方も楽しいのですが、 特筆すべきは、やはりそのテーマ性だと思います。
全編通して語られる重厚なテーマが、必ずプレイした人の心に 忘れることのできない、なにかを残すでしょう。
序盤の平凡な日常の描写が長すぎる、という指摘もありますが、 (わたしも当初はそう感じました) 三編目あたりには、それが「なぜ長めに描写されるのか」が うっすら理解でき、改めてその狙いの深さに唸りました。
絵柄については、苦手に思うかたも多いようですが、 テキストの素晴らしさにのめりこむうちに、 むしろこの絵でなければ、感情が伝わってこない、 とまで思える可能性があります。
綿流しですね。ゲームをプレイ済み、ドラマCDで聞いた人にとっても、大変納得できる作品だと思います。 アニメ見たけど原作やってない、もしくはできない人にとっても、原作に近い話の流れが知りたいなら読むべきです。
原作知らずに読んで、評価低めにしている人もいるみたいですが、綿流しは『楽しい日常』から『恐怖の日々』への落差が凄く大きい作品です。 1巻は楽しい部分でしたが、6月発売予定の2巻ではかなり深くくると思われます。 個人的な予感では2巻の見所はレナの推理だと思われますので、そちらも期待しましょう。
1巻はひぐらしのなく頃に祭の初回版に付属された特典小説「羞晒し編」になります。 ので、礼本編ではなくいわば番外編のようなのでそこを理解した上でご購入の検討してください。 内容は完全なギャグ路線になると思います。キャラ崩壊も起こり得るのでそこは注意してください。 小説やドラマCDなどで羞晒し編を楽しんだ方はどのように映像化されるのか楽しみではないでしょうか?かくいう自分も楽しみにしております。
退屈しないでスラスラよめていいです(^∀^)ノ よく考えたら 原作のBGMと文章と絵 を漫画にするのって ものすごく大変な作業だと思います(T_T) なのに本当に面白い! まじ良作です(^w^) 原作に忠実なのが漫画版ひぐらしのよいところです 作画担当の桃山ひなせさんがファンなのでよりいっそう愛をこめてかかれているそうので、(^O^)
原作をプレイして展開は解っているのですが、それでもハラハラしながら読めました。
鬼隠し編の頃と比べると明らかにマンガが上手くなっていますね。展開はスピーディだし、構図も言う事無しだと思います。何よりレナが可愛い(笑)
敢えて文句をつけるなら、最後の最後で何かもう一捻り欲しかったかな、と言う事。でも流石にそれを求めるのは贅沢か。
祭囃し編もこの作者が担当すると言う事なので、今から楽しみです。
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