最近の映像作品は暴力的で破壊的な場面が多く、こんな物をテレビで小学生以下の子供に見せて良いものか?と思うことが多いのですが、その点、このアニメなら安心してチビッコにも見せられるのでは無いでしょうか。 物語の展開上どうしても必要な所以外は暴力的、破壊的な場面は有りません。 話としては少年少女達とネコ型ロボットが無人の惑星に流れ着き、そこで暮らす事になる訳ですが、当然、わがままなヤツも居れば、一匹オオカミも居て、それぞれの個性ゆえに、もめたりもする訳なのですがドロドロした展開にはならぬ所がよいです。 お互いに協力して生きることの大切さを伝えようとしているアニメであると思います。と言っても、説教くさい内容ではなくてドキドキ、ハラハラの展開もありでSF好きの人にも楽しめる内容になっていると思います。
ポルト爺さんの指導の下、シンゴをはじめ子供達が作り上げたオリオン号は、いよいよ大陸へ向けて出発した。ところが、はじめての航海で海に慣れないメンバー達は次々と船酔いに倒れてしまう。・・・
このVol.11では、ルナが憂い顔や弱さなど、今までにない面を見せているのが印象的でした。いつも明るくて、常にみんなを引っ張ってきたリーダー。絵に描いたように完璧な人物かと思われたルナが、寂しさに耐えられずに泣き出したり、自分に起きた得体の知れない異変に不安がったりしているのを見て、ようやくルナにも人間味が出てきたように思います。
そんなルナを励まそうとメンバー達が計画するお芝居や、メンバー達の間にいきなりわきあがった恋愛話など、いつもの『サヴァイヴ』とはちょっと違うエピソードも出てきます。特に恋についての各自の対応は、必見です!お楽しみに。
再放送の途中から見たので、このDVD−BOXでやっと話の展開が理解できました。
第1話の冒頭からショッキングな始まりですねー。
途中から見た人間から言うと、14歳の設定にしてはみんな根性あるし機転もきくしでありえないな、と思ってたのですが、このBOX1からBOX2にかけての話でそれぞれのキャラの過去がわかります。
みんな苦労してんだね!!
ヌクヌクと暮らしていた頃は自分中心の生活だったとしても、この困難にぶつかることで、自分が受けた心の痛みを他人への優しさに変えることができたのだから。
キャラの魅力もありますが、背景もスゴくキレイですよ。
メンバーと一緒に無人島を冒険している気分になれます。
これを見てしまったらBOX2を見ずにはいられません。
余談ですが、後半の話に慣れていたのでカオルが全く喋らないことにかなり驚きました。運動神経は元々・超人的だったみたいだけど槍のウデも最初から百発百中だったわけじゃないのね。
みんなの努力の経過が見えるあたり、そんじょそこらのアニメと違う印象を受けました。
値段の割にはカラーページが少ないし、ページ数も多くはなく、物足りないです。
でも、設定資料が豊富で、ボツになった案、キャラクターの心情や仲間のことをどう思っているかなど、ファンなら嬉しい所もあります。ファンなら買って損は無いと思います。
ちなみにビデオ、DVD化されていない「スペシャル2」の事は書かれていません。
NHK様、「スペシャル2」のDVD化、もしくはテレビ放送を是非お願いします。
NHKアニメ「無人惑星サヴァイヴ」の後半の放送に主に使用されたサントラ。
ストーリーも後半は一致団結して活発に行動するメンバー達が印象的なのですが、それにピッタリの曲が付いています。
癒しの1枚目「Wave」に続き、こちらは生命力を感じる『森』のイメージ。ジャケットに描かれた水彩画の森も一見の価値アリ。
よく聞くと基本的なメロディをアレンジしてあるものも多いのですが、
きちんとシーンのイメージに分かれていて、元気になったり悲しくなったりするのは作曲の羽毛田さんの才能を感じます。
一通り、オーケストラのハイレベルなサントラを楽しんだ後は、ルナ役の岩居さんのカワイイ歌とサヴァイヴメンバーの爆笑のカラオケ大会を楽しんでくだサイ。わかるところはわかるのですが、一人一人の声を聞き分けるのは至難の技が必要と思われますが・・・
「サヴァイヴ音頭」はともかく、その他の曲は普段から元気をもらう為に聞きたい曲ばかりでオススメです。
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