NHKBS2で放送中の「チャームド魔女3姉妹」のテーマ曲が、" LOVE SPIT LOVE "です。(5曲目に入っています。)「チャームド魔女3姉妹」のファンなら、この1曲のためにでも買う価値は充分にありますよ。
ビートルズの素晴らしさ、凄さといった事は、確かに今更誰かに語られる必要の有る物では有りません。 彼等の原曲のクウォリティの高さはもはや常識なので、トリヴュート盤なんかはやっぱりある程度安心して聴ける訳です。 で、このサントラなのですが、やっぱり素晴らしい出来です。 「映画のサントラ」という事もあって、全編のトータリティにバラつきは無く、基本的にはアコースティックで、訴えかける様なサウンドになっています(参加アーティスト達もそういう特徴のある人達ばかりです)。 優しくて切なくて楽しくてちょっと寂しい様な、とても素敵な1枚となっています。 私はオープンカーに乗っていまして、このアルバムを春の新緑の中で聴いていたのですが、ホントに気持ち良かった。 真夏の強い陽射しの下でも、秋の紅葉や落葉の時でも、吐く息の白くなる冷たい空気の中でも、このアルバムはその時その時で、様々な聴かせ方をしてくれる様に思います。 不必要な飾り付けの無いソリッドなアルバムなので、聴く人が色々な味付けの出来る作品です。 四季を通じて、一家に一枚の名盤ですよ。
1995年にメジャーリリースされた「オイスター」で美しいボーカルとオルタナティブな香りのする楽曲を歌いあげ、以来十数年たっても輝きを失わないヘザー・ノヴァの4枚目のアルバムです。 それまでのアルバムとは毛色が異なり、今回はとてもさわやかで優しい曲調になっています。 いつも魂のこもった歌を弾き語り、時に痛々しいほどの歌声を聴かせてくれる彼女でしたが、今作では一聴して「ああ、今この人は本当に幸せなんだろうなあ」と感じました。 他の方のレビューにもありますが、歌うことや音楽そのものが大好きなのが良ーく伝わってきます。 ジャケ写そのままの楽しそうに歌うヘザー・ノヴァもやっぱり変わらず魅力的です。 優れたシンガーソングライターの彼女が歌うアルバム「サウス」は、長く聴き続けることのできる良質なポップアルバムです。 ジャケットのかわいいヘザーにピピッときた方は、どうぞ彼女と一緒に音楽を楽しんでください。
どれもすんごいいいです。心地よいです。 エスコバの曲は本当に澄んでいて、北欧の青さを思わせます。 ちなみにSONYのVAIOのCMで流れてるのが4曲目の「INTO SPACE」です。
なんとなく思うのは彼女はバミューダ版COCCO(順序で言うとCOCCOが日本版ヘザーノヴァというほうが正しいのだろうけど)みたいな感じです。時々重く、暗い。でも声は驚くほど澄んでいて綺麗。歌詞にも様々な苦しい恋の経験のあとが伺えます。またバミューダの自然の中で育ったせいか、ところどころに海や星などの自然に囲まれているような気分にさせてくれるところがあります。表題作グロウスターズも「輝く星の下でキスして」なんてロマンチックな歌詞で始まります。個人的には4曲目「シェル」が好きです。重暗い中にもある美しさ。透明な海みたいな声。是非聴いてみてもらいたいです。
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