お話は他愛ないですが、絵がいいです。特に、マリエルの表情が魅力的です。また、すべてフリーハンドの背景にも味があり、全体が絵画のように美しいです。
この人はちゃんと話を終わらせる気がない作家です と言うか、そういう使い方しかされないのか? 本人にその気がないのか? わかりませんが、 とにかイメージ先行で、結末は後回しです。 しかしながら、長編としてある程度、まとまってる 貴重な一冊です。
『おもいでエマノン』よりSF度、ファンタジー性がアップしていると感じた。
SFらしさを感じるテーマ、アイデア設定の連作。
さすらいビヒモス
まじろぎクリィチャー
あやかしホルネリア
まほろばジュルパリ
いくたびザナハラード
こんなアニメ待ってました!大阪のユウモア(笑い)吉本ですねー アニメの変化がまた 新しい展開です。
当時この作品がアニメ情報番組で取り上げられたとき、プロデューサーの言葉が印象に残っている。
「最近のファンの守備範囲は狭い」みたいなことを言っていた。
それは私もネットを見ていて痛感した。
結局、「買って」もらえるのは「労力や職人気質やこだわり」ではない、ということですね。
でも、理想論としては、そういうのがちゃんと「買って」もらえることだと思う。そうじゃないと、全部「売るための」作品作りしかできなくなってしまうもの。
ただ‥この世紀末のあたりは、きゅうきゅうのなかで作ってたのかもしれないが、今思えば良質ないい作品が多かったと思う。
無責任な要求かもしれないが、もう少しこれを続けられなかったのかなあ、と感じる。
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