テレビ番組「ロンドンハーツ」の過去の企画を収録したDVD。
各巻ディスクLとディスクHの2枚組。
今回は狩野英孝をターゲットに秋山莉奈が恋人役として奮闘する恋愛ドッキリと
その過程で発覚した作詞・作曲能力に目を付けて
一気にアーティストとして祭り上げた50TA企画の2本。
ともに素晴らしいリアクションと、最高の勘違いぶりで
最初から最後まで楽しませてくれる。
バカバカしいと思われた歌に関しても徐々にいい歌に聞こえてくるから不思議。
ごく最近の企画ではあるが、いつ観ても面白い。オススメ。
著者の写真はやはり説得力があります。 動画など見てもほんと、お若い。 しかし、普通の人があれほどの少食にするのはかなりハードル高いと思います。 私としてはあの若さはごぼう茶というより少食にあるのではと思ってしまいます。 (著者推薦のごぼう茶試してみました。濃く入れるとまずまずおいしいけれどごぼうそのもの食べる方が私としてはおいしいし手軽だと感じました。) スイーツがやめられない人への提案はなかなか面白いと感じました。 私も一日2食でナチュラルハイジーンやっていますが健康にはなるけどすぐ胃がいっぱいになるようになり、今はやっぱり妥当は一日一食程度かなと感じます。 健康はその気になれば手に入れられるけどその命で何をしたいかそれの方が大切なんだなーと、しみじみ感じました。
NHKの“人体シリーズ”第一期の中でもやはり白眉なのがこの第一巻ではないでしょうか。 無数の精子たちの繰り広げるデッドヒートの凄まじさ、そして受精の瞬間、卵子表面に走るカルシウムイオンの波動がちゃんと写ってます。 そして卵子の中に入り込めなかった敗者の精子たちが死んでいく姿−。これってやはり、実際に妊婦さんの体内にカメラを入れないと撮れない映像だと思うのですが、本当にそうやったのでしょうか? 受精から20日目、最初の心臓の鼓動が始まりますが、そのとき、まだ心臓はその形すら出来ていません。 白銀の膜のようなものの中にある、かすかな点が最初の鼓動を打ち始める瞬間を見るのはまったく感動的です。
また、胎児がへその緒を通して栄養と酸素を吸収するのは、胎盤のなかにある毛細血管に、母体が血液を噴射(ジェット流と言うそうです)して、毛細血管が栄養素を取り込む、というメカニズムになっているのですが、本当に胎盤の壁に孔が開いていてそこから血液がジェット噴射されている模様が鮮明に写っています。 こんなものは生まれて初めて見ました。 とにかくこの第一巻の映像は圧倒的で見る価値大です。
ヘレンは生後間もなく
見る事
聞く事
喋る事
が出来なくなってしまいます。
ヘレンに教育どころかしつけすら与える事が出来なかった家族は
家庭教師をボストンに要請しました。
派遣されたのがアン・サリバン。
アンはヘレンに躾を施し、言葉を教えます。
それは決して甘えを許さない厳しいものでした。
甘えが学ぶ事から遠ざけていると、アンは理解していたのです。
その激しいやり取りがこの映画の見所です。
こういっては語弊があるかもしれませんが
息をつかせアクションを見ているような気分になります。
一瞬たりとも目が離せないのです。
そしてその世界に見入られて
画面の中がとても演技には思えないくらい
迫真迫るものがありました。
そして心が開く瞬間。
それはヘレンが言葉の存在を理解した瞬間。
もう涙が止まりませんでした。
目も見えず耳も聞こえない人間が
言葉の意味を知った時の世界の開き方は尋常ではないと思うのです。
ものには名前があり
言葉というものが存在し
たとえしゃべることが出来なくても
言葉を理解すれば
他の人とコミュニケーションがとれる。。。
そのことを一瞬のうちに理解出来た瞬間です。
ヘレンの心では
真っ暗な闇に、くらむほどのまばゆい光が差した事でしょう。
健常者ならすべてが当たり前に受け止められることが
障害者にとってはそうではなく
そこに辿り着くまでの道がなんて困難なことか。
そして気づかされるのです。
見える事、聞こえる事、喋れる事の尊さを。
同時に
躾と教育の素晴らしさを。
人が成長する姿を。
この映画が撮影される前には
同じタイトルの演劇が上演されて
同じキャストでこの映画がつくられました。
上質な演技はそこから培われたもの疑いません。
この映画は教えてくれます。
決して諦める事無く
信じて、掛けて情熱と努力を費やせば
暗闇に光が指す、と。
それは時に奇跡と呼ばれます。
余談ですが
奇跡の人とはヘレンではなく
アン・サリバンのことを指すそうです。
自分も間違って理解していました。
文庫発売当初に購入したものを久々に再読してみました。
母から克己への手紙から始まり、亡くなった母の日記とぼく=克己目線で語られる物語。
脳死の1歩手前の状態から奇跡的に回復し、まだ左足と左手がスムーズには動かないものの杖を使って歩けるまでになった克己。 過去の記憶は全て失って、赤ちゃんのように何もかもを一から覚えなおした克己。 8年間の長い長い入院生活を終え、周囲の人の手を借りてひとりで生活を始めた克己。 そしてずっと疑問に思っていた過去の自分を知るために調べ始めた克己…
後半は、たくさんの人に迷惑をかけストーカーのようになってしまう。 このことから厳しいレビューが多いように感じましたが、私は読んでいて何の疑問も不快感もなかったです。 事故で全ての記憶がいったんリセットされたということは、克己は8歳の子供と同じようなレベルに考えないといけないんだと思う。 お母さんや院長先生などいろんな人に社会の常識を教えられていたとしても、8年間病院で生活していた8歳児のすることだと考えれば、自分勝手に行動して周囲に迷惑をかけまくることも別に不思議でも何でもないかなと。
それもこれも他の方のレビューを読んで、自分には違和感がなかったけど何故?と考えてみて出した答えであって、読んでる最中にはそんな深くも考えませんでした。 エピローグも否定的な意見が多いようですが、母のプロローグから始まった物語なので、全体的に見ればよく出来きた作品じゃないかと思いました。 初めて読んだとき、「上手い!」と思った記憶があるし… 再読後の感想としては、あの夫は捨てて「母」になってもいいんじゃ?と思いました。
好き嫌いはあると思いますが、私にとっては奪取やホワイトアウトと並ぶくらい好きな作品です。 純粋に面白かったです。
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