欲を言えば,BRAVEも収録してほしかったです.
とはいえ,良い曲(すべてフルver.)ぞろいです.
特に,西脇さんファンのわたしにとっては
「はてしなく青い空を見た」が聴けるとあって,
このCDを手放す気になれません.
さまざまなアーティストが歌っていることもあり,
飽きの来ないCDです.
「SWEET 19 BLUES」は小室さんから見た19歳の安室奈美恵を表現していたアルバムだとしたら、今作は20歳の安室奈美恵がやりたい音楽を表現したような作品。
「小室ファミリーの楽曲」=「キーが高いダンスミュージック」という印象が強いかもしれないは、安室ちゃんの楽曲は初期の3曲くらいで、それ以降はもっとR&Bやロックな曲を歌いたいという希望を受け、小室哲哉が作ったアルバム曲が収録されている。
なので、それほどキャッチーなメロディーな楽曲は少なく、かっこいい曲やクールな楽曲。一般受けはあまりしない楽曲多い。
#1「Concentration 20」、#9「Whisper」はロック色が強く、#3「Close your eyes, Close to you」は、電子音も多いがクールでカッコいい。#2「B w/z you」、#4「Me love peace!!」はミディアムバラードだけど少しロックぽくて安室奈美恵っぽい。
アルバム曲で唯一キャッチーでカワイイ曲、#5「No Communication」はちょっと浮いているがカワイイ夏な曲。
そして、シングル曲は「a walk in the park」「How to be a Girl」、そして「CAN YOU CELEBRATE?」という3曲とも違ったタイプの曲。特に「CAN YOU CELEBRATE?」は大ヒット作品すぎて目立ちすぎる。シングル曲はどれもいい曲だし、アルバム曲もカッコいいんだけれど、1枚の作品として聴いた時には、バランスは悪い気がしてしまう。
バランスは悪いが、シングル曲はキャッチーにアルバム曲は攻めたクールな曲です。
今の安室ちゃんの原点かもしれない。1度聴いてみては?
今となっては当時「アンタ誰?」状態の某姉系男性ダンサーが最も有名となってしまった小室プロデュースのデビューアルバム。今となっては各メンバーのゴシップ的な要素から色物アルバムとしてしか捉われていないのが残念なほど、作品としてはかなり上出来だ。R&Bを基調にしながらもハウス的な音色も使用されるなど、ダンサブルで聞かせるサウンドプロダクションとなっている。全曲編曲を担当する小室氏の面目躍如とも言うべき作品。現在は100円ほどで買えるので、聴いてみても損はないアルバムです。純粋にサウンドだけ取ればいいアルバムです。
久保こーじプロデュース。
久保こーじの得意とするギターなどが音楽面などではとくに目立って良い。
小室哲哉の弟子とも言われているが、彼の音楽はすべてにおいてバランスが良くボーカルをうまく引き立てる要素の音楽を作ると思う。
・・・tears は、なんかすごくこの歌の世界観があるような気がする。
逢いたい君がいない は、シングルオリコン1位になった曲(たしか??)で、天方直実を世に広めた曲。
can'T&WELCOME - IT'S MY TIME,IT'S YOUR TIMEなど、安室なみえなどの曲の作詞を手がけた、前田たかひろなどの不思議な詩のワールドも読み応えがある。
私的には、前田たかひろさんの作詞のセンスがとても好きな作品でもあります。
小室哲哉の音楽を継承しつつ、独自の久保こーじの音楽にも面白みがある一枚です。
don t look backを、よく聞いていました。またこういう曲を聞かせてください。
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