以前のレビュアーの方がおっしゃるように近藤さんの本と平岩さんの本では書いてることがまるで異なるように感じます。それぞれの言いたいことは下記のようにまとめられるでしょう。 近藤医師 平岩医師
専門 放射線専門 抗ガン剤専門
主張 抗ガン剤は効かない 抗ガン剤は良く効く
放射線は安全 放射線は危険を伴う
抗ガン剤はＱＯＬ低下 抗ガン剤はＱＯＬアップ
闘いをあきらめる 粘り強く闘う 私の感じたことですが、最後まで希望を捨てないで頑張る姿勢を持つ平岩さんの方が現在（表面上でも）元気な患者にとってはありがたいように思います。いずれの方の著作でもご自分の主張を有利に展開する論理があるのは仕方ないことです。 しかし近藤さんの主張である「抗ガン剤は効かない」は日本の医療の置かれた立場を代弁しているものと解釈すれば良いのではないでしょうか。つまり、正しい抗ガン剤治療が行われていないことが抗ガン剤の効かない理由であるならば、近藤さんの主張も平岩さんの主張も両方正しいでしょう。ちょっとひどいなと思ったのは「がんが老衰の一種だからあきらめろ」という近藤さんの主張です。若くしてなくなられる方が多い現状を考えるとこう言うのは困ります。
感動のストーリーでした。若手の医師の努力には感動しました。ぜひ見て欲しい作品です。
数値は関係ないかもと思っていましたが私には16プラスよりも20プラスの方がいいのでは・・・と思うことがシミが消えてきました。
食事により癌がよくなる、癌が消えることもあることを書いた本です。身近な食べ物は当然副作用がなく、優れた治療法だと思います。具体的には、次のような食事を提唱しています。
１ 限りなく無塩に近い食生活
２ 動物性（四足歩行動物）蛋白質、脂肪の制限
３ 新鮮や野菜と果物の大量摂取
４ 胚芽成分及び豆類の摂取
５ 乳酸菌、海草、キノコの摂取
６ 蜂蜜、レモン、ビール酵母の摂取
７ オリーブ油、ゴマ油に活用
８ 自然水の摂取と禁酒禁煙
１ 体に必要なナトリウム量は天然の食品（特に海草や魚介類）に含まれているから不要。
２ 四足歩行動物の蛋白質は最も発癌性が高い食材である。
３ 野菜や果物は酵素が豊富で免疫を賦活し、ファイトケミカルも豊富で活性酸素を除去する。
４ 胚芽はビタミンや酵素が豊富である。大豆イソフラボンは乳癌や前立腺癌の増殖を抑制する。
５ 乳酸菌は酸を出して悪い細菌の繁殖を抑える。海草のフコイダン、キノコのβグルカンが免疫を活性化する。
６ 蜂蜜の花粉は免疫を賦活する。レモンはビタミンC、クエン酸などが多い。ビール酵母はアミノ酸のバランスがよく体内で利用されやすいが、動物性蛋白のような発癌性がない。
７ 現代人はn-6系の多価不飽和脂肪酸が過剰なので、一価不飽和脂肪酸であるオリーブ油、ゴマ油の割合を増やす必要がある。
８ 水道水の中の塩素やフッ素は活性酸素を増やす。アルコールは消化管を荒らし、食品の有害物質や発癌物質の吸収を高める。
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