天幕中心の巻です。
いやぁ〜これは何ていいツンデレ。天幕はツンデレの鑑ですな。
そしてこの恋に鈍感な男子と女子の恋に対する初々しい戸惑い。
こっちもドキドキしてしまいます。
まあこんだけ天幕が絡んでくると天幕の好感度は一気にアップ。浮気性。
にしてもモテまくるハチベエ様。
こんなモテると嫉妬心なんてのは当然のように生まれるわけでして。
弓雁ちゃんなんかちょっと某鬱ゲーアニメのような雰囲気すら出してて怖い。
ああ弓雁ちゃんの立ち位置はやっぱそこだったのか。。
まあ盛りだくさんな7巻。
色々と動きがある分普段のハチベエパーツ愛は抑えられてますが、
これから先の展開が楽しみになる大変面白い巻でした。
ご存知、市川雷蔵主演の「陸軍中野学校」シリーズ全5作を収録したBOX版。どの作品を採っても楽しめるが、個人的には第一作が「007 カジノ・ロワイヤル」を凌ぐ面白さで、ベスト。すなわち、007誕生秘話ともいえるダニエル・クレイグ主演の同作も最愛の女性を死に追いやるスパイの悲劇性をメインとする筋立てであったが、同作では女性が最初からスパイであったのに対し、本作は運命の悪戯が布引雪子をスパイに貶め、最後は椎名次郎が自らの手にかけるという凝った筋立てで、悲劇性と虚無性がより強く観客の脳裏に刻み込まれる。正に本家007を凌ぐ傑作。また、ラストで衣服をうち捨ててベッドに横たわるシーンも含め、小川真由美のかもしだす清楚さと妖艶さの入り混じった美しさには、やられた。戦時中の椎名次郎が活躍する続編も是非観たかった。
「美鳥の日々」の井上和郎先生最新作ということで購入しました。 内容は可愛い実の娘(魔法使い)が未来から主人公の未来をかえるためにやってきて−−−。 今回もまた純愛ものになるのかは不明。 なんといっても実の娘ですのでやはりコメディ面の方が強いです。 その分この作者がどんな終わりにもっていくのかが楽しみでもあり個人的には好きです。 絵も可愛いですしね。 「ラブコメディ」が好きな人にはおすすめです。 恋愛面が強い方が好きだなという人は同作者の「美鳥の日々」がおすすめ。 むしろ「美鳥の日々」の新装版なんかをこの機にだしてくれる事を切に願います。
そろそろ物語のジャンルとして浮気しすぎなのではないかという気もしてきた「まにゅーば! ride AT」の第3巻です。
前巻で記憶が戻ったような描写があった気がするのですが実はそうではなかったらしく、コラボ企画を1話挟んで改めて文化祭込みの推理パートに入り直すことになりました。そこから何かと怪しい動きをしていた洞名先生との対峙を経て、「誰か」による宣戦布告までが今巻で描かれています。 今回、性別が判明した「誰か」の正体とは? 結局、あの道具屋は何だったの? そしてバトルも推理も準備された解決方法の中で作者さんはどれを選ぶのか? 等々の答えが次巻で出るのでしょうか。
ちなみにコラボ企画の内容は「緋立暗黒武闘祭り」と称するスポーツチャンバラっぽいケンカ祭りに、本作のキャラと内容紹介にある作家陣のキャラが参加して戦う。というものになっており、かなり懐かしいキャラの姿も見ることができました。 ところで内容紹介の「ら」に当たる部分は平手 将之先生だけのようなのですが、何故一人だけなのに「ら」扱いなのか、併記できなかった理由が気になるところです。(笑)
アニメ向きの素材を、素材をきっちり活かして、1クールの放映期間の中できっちりと起承転結をつけてまとめ上げる、という、簡単なようでなかなかお目にかかれないことを実現してみせた作品でした。原作に出ていても話に不要なキャラクターは思い切って出さない、などの取捨選択が的確で、アニメ化とはこういうことをやるんだよ、とのさりげない主張にもなっていたと思います。見事でした。相変わらずアニメ大濫造の2004年放映作品の中でもトップクラスの出来。こと1クールのテレビ作品に限定すればこれを上回るものはなかったんじゃないかなと思います。
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