2006年9月に「ケンちゃんの主題歌コレクション」が発売され、それを受けるように、この「ファミリードラマ主題歌全集」が登場。今ではほとんど皆無となってしまった「親子で楽しめる良質のドラマ」の記憶があざやかに甦った。主人公の年齢が上だったり、放送局が違っていたりもするが、皆少なからず「ケンちゃん」シリーズの影響を受けたファミリードラマで、そういう意味ではここに収録されているのは「ケンちゃんの弟妹」たちの歩みであると言える。
収録曲でうれしかったのはDisc1-09の坂上味和「明日に向かって走れ」。吉田拓郎さんに同名異曲があるが、こちらは「刑事犬カール2」の主題歌。坂上味和の歌唱は前任者(「刑事犬カール」主演)の木内みどり「走れ風のように」に比べると若干不安定な部分もあるが、作詞:竜真知子−作曲:川口真のまさに「記憶に残る名曲」。これまでアイドル系でもドラマ系のコンピレーションでも復刻されなかっただけに待望の音盤化である。1992年に「1981僕たちのアニメ・特撮懐しのメロディー」で一度CDになっているが、おそらくこれっきりで、かつ流通量も少なかったろうからほとんど初復刻と言っていい。
また、Disc1の終わりから2の前半(あばれはっちゃくシリーズ)は渡辺岳夫先生の作品がずらっと並び、さながら「ミニ・ナベタケ劇場」である。それ以外の曲の作曲陣だけ取り上げても、先述の川口真の他に平尾昌晃、京建輔、穂口雄右、冬木透、菊池俊輔、渡辺宙明、小林亜星(以上敬称略)とビッグネームが目白押し。ドラマを知らずとも、また当時見られなかったとしても充分楽しめるレベルの歌曲が並んでいる。「懐かしい」でくくってしまうのは惜しいぐらいだ。
「ケンちゃん」(ひいてはその前身である「チャコちゃん」)シリーズを筆頭とするこれらの作品は、「大人が子供に本当に伝えたかったこと」をドラマの中に織り込んで制作された、まさに「テレビの良心」だった。70年代後半から80年代前半までをコンパイルした本盤は、「大人が子供に責任を持っていた最後の時代」の象徴である。また、こういうドラマに出会いたいと、今子供を持つ世代になって切に願う次第である。
僕の一番好きなのはDear Dreamなのですが、Alone AgainだけでなくClairやWhy Oh Why Oh Why、What's In A Kissなどの名曲揃いの一枚です。上手いし、たぶん多くの人の共感をよべると思うのに、なぜか品切れのアルバムが多いGilbert O'Sullivan。どこか懐かしい日溜まりを思い出させてくれるような感じです。このCDが呼び水になって、メーカーさんが"I'm a Writer Not a Fighter"などのアルバムを再び日の目を見るようにしてくれると嬉しいです。
やさしく切ない歌詞、抜群の歌唱力、まちにまっていた、剛くんのNewシングル。通常版には4曲も収録されているので、お得です。もちろん1曲1曲すばらしい!4曲目にはかなり勇気を貰います。これを聞いてまた頑張ろ♪
ある事件で血のつながらない人間が一緒に生活する・・・という「こんなのアリ!?」なドラマです。生活して行くうちにさまざまな問題にあたり、‘家族の大切さ”がわかるすばらしいドラマです!
最初は買うか買わないか迷う程度だったのだけど、聴けば聴くほど良くなってきて思い切って購入しました。買って正解。捨て曲もなし。特にお気に入りは4,8,10かな〜。ヨーコの声がカワイイです。
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