「ホームレス作家」「ホームレス失格」に続く著者とその家族にまつわる私ドキュメンタリー三作目。 妻と別居中である為に一緒に暮らせない娘と息子に会いたいと願い、奮闘する父の物語です。 母親である著者の妻が父と子の交流をサポートしようとしない中、 裁判所、区役所、小学校、児童相談所、学童保育クラブなどの公的機関と忍耐強く交渉を続けながら 小学校一年生になろうとする娘と定期的に会えるようになるまでの過程が主に語られています。
家族と別居中の父親というのは恐らく、離れて暮らす子供と会うには一番不利な立場であると思います。 それは、この状況は一体誰に起因するのか?となった時にまわりの人々は「父親に原因があるのではないか?」と 簡単に想像し、結論づけてしまうからでしょう。 それほど、「母はいつも正しいもの」だと無意識に信じている、信じたい人が多くいるからだと思います。 しかし、その母性信仰という理想を一旦捨てなければ困難な状況に置かれた子供にとって最善の策とは何かを 冷静に判断する事は難しいのではないかと思いました。
ただ、ノンフィクションの読み物としてこの作品を考えた時に大きな疑問点として残るのは 「夫と妻の物語」が殆ど語られていないという点です。 娘に会いたい、だが会えないという主題は妻と著者との間に何が起こったのか?という疑問に直結します。 読者としてはそれを知らなければ、父と娘の関係構築の物語に呼応し理解するのは難しい。
著者の中で、娘を案じる大きな原因となっている、妻子が偽名で生活しているという点も 妻がなぜそのような事をしているのか、妻からの説明が聞けない状況でも 著者がその心境をどう想像するのかは記すべきでしょう。 「ホームレス作家」に続く「ホームレス失格」をまだ読了していないので そちらですでに語られているかもしれまんが それでも一つの作品として消化不良の感は否めません。
出版から8年経っており、著者がブログなどですでに発表されているかもしれませんが、 妻不在でない、その後の家族挽回の物語もぜひ読んでみたいです。
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本作品が読みたいと願っており、入手したとたん、むさぼる様に一気に最後まで通読しました。作者の心情が手に取るような臨場感あふれる記載に心が動かされます。
松井さんはフッとした切掛けで、ホームレスに転落してしまいました。その経緯も詳しく書かれていますし、同情すべき状態であったと思われます。作家という収入の安定しない職業とは言え、働き盛りの人間がこうも簡単に「ホームレス」になるわけですから、多くの読者の関心が本作品に集まったのも当然でしょう。
誰にでも起こりうることで、誰しも「ホームレス」にはならない、とは言えない状況は物凄く怖いことです。明日は我が身という思いが募りましたし、それを呼び起こすほどの日常の描写力と心理の深い部分を描いておりました。 丁寧で分かりやすい記述です。赤裸々な日常は普段目にしている景色の裏側を見ているようでした。知らない世界というより、知ろうとしない世界の日常はやはり凄まじいものでした。お金の有難味を痛感します。
新宿区役所生活福祉課とのやりとりは、読者に行政の「指導」のあり方を考えさせられるものでした。筆者の思い込みや一方的な記載でもありますので鵜呑みには出来ませんが、血の通った対応はこの問題の解決に不可欠なものでしょう。ラストに出てくる品川区役所も同様で、ある種の対応が確かに存在しています。 一方で、やっと見つけたアルバイト先も3日間で首になっています。「作家」というプライドがあったことにより、ホームレスから脱却できたのですが、そのプライドが作家以外の職業選択の際、足かせになっていたのかも知れません。いろいろと考えさせられる作品なのは間違いありません。
見える化の理論を説いた書籍は数あれど
なかなかこういう図例集は今までなかったのでは?
具体的な図例と解説、これこそ、実務に必要なものです
それらが満載
後はそれをどう、実際の仕事に展開し、生かすか
この本を読んだ人の自己責任です
図例集なので、もっと大版でカラー化でもよかったのでは
MAXの曲を、カラオケで歌ってみたい方にはお奨め!(笑) 横山輝一さんの提供してくれた曲も盛りだくさん♪ コレを聴いて、MAXのライブで盛り上がりましょう!!
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