1974年リリース彼らの3作目・・・・邦題「恋のめまい」は日本でBTO頭角のポップなメロディー&トゲトゲシイ水切りの良いカッティングギター、レコードは当時購入済でしたがアマゾン殿CD群を閲覧していたら見覚えのある木箱ジャケット写真を見つけ即購入の段取りをしました。 何せ当時はカナダ出身のバンドで個人的には偏見もありましたが、オランダ出身バンド フォーカスに狂っていた事もあり、もの珍しさで購入しましたら「ムム・・・おぬしなかなか出来る・・・・・」何が良いのかと申しますとサウンド自体がキレがあり、味でたとえると真夏の仕事上がりの脱水症状に乾いた体内へ水分補給のための冷えたビールのイッキ飲みの後の爽快感で2杯目はゆっくりと味わい心地よいアルバムです。
・・・・最近のバンドのシンプルさのルーツはここにあるのかもしれません・・・
聞いて見てください、シャカシャカ、シャリシャリのギターカッティングが爽快です!!
一枚目未発表曲数曲とヒット曲。前進のブレイヴ・ベルトも一曲。問題なのは二枚目。昨年CD化されたJAPAN TOURが丸ごと収録されてます。プラス未発表version2曲。二枚目は彼らの熱烈なファンなら不要な代物。1993年に発売された二枚組のANTHOLOSYの方がこの企画には相応しい内容であったと思います。SO FAR(昭和は遠くなりにけり。)
BTO、懐かしいというか、ストレート一本勝負と言うか…いいんですわ。 「Lookin' Out For #1」は毛色がちょっと違いますが名曲だと思います。 「Down To The Line」はシングルにしか入ってなかったのでこれを買っちゃいました。
ライブ・アクトの圧倒的評価でのしあがったバックマン・ターナー・オーバードライブ、BTOの絶頂期の来日公演記録盤。「四輪駆動」発表後(76年)に制作されています。「ヘッド・オン」「爆走フリーウェイ」の2作で、豪放キャラクターにかげりが見えた時期に発表(日本とヨーロッパのみ)されたこともあって、彼らのキャリアの中でも影の薄い作品として取り扱われてしまっていました。直後にランディ・バックマンが脱退してしまったことも寂しさに拍車をかけています。今更ながらうれしいCD化です。
収録されているのは武道館公演の模様。聞くところによると5.FourWheelDriveから8.ThankYou-Domoまではアンコールらしいです。…で、当然演奏しているであろう「レット・イット・ライド」や「恋のめまい」がばっさり落とされています。ミックスもあまりよくありません。でもでもでも、ですね。冒頭の「フロム・バンクーヴァーーー!バックマン!ターナー!オバードラーーーイブ!!!」に続く「ハイウェイをぶっ飛ばせ」の重量級リフで、頭ん中が真っ白になってしまいます。曲が進むにつれ、ボリューム・スライダーの最大化を避けることができません。彼らの熱さと真面目さに、思わず目頭を押さえてしまうことでしょう。
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